The Beatles / White Album の 50th Anniversary Edition

ビートルズの「The White Album」の50周年記念盤、11月9日発売です。

The Beatles / White Album (50th Anniversary Edition)

もっとも豪華なスーパーデラックスセットは、CD6枚+Blu-rayの7枚組です。オリジナルアルバムも2枚組ですので、枚数は多めになりますね。

CD1とCD2はオリジナルアルバムの2018ステレオミックスを収録しています。CD3は Esher Demos として知られた、ジョージ・ハリスンの家で1968年5月に録音されたデモ音源を収録しています。CD3枚組のセットはここまでを収録しています。

CD4からCD6はセッションズとして、様々なジャムやリハーサル音源を収録しています。まるでブートレッグのようですね。というか、ブートではおなじみの音源なのだろうと思います。正規版ですし、音質は良さそうです。

Blu-ray は(多分ハイレゾ)の2018ステレオミックス、5.1サラウンドミックス、そしてオリジナルのモノミックスのダイレクト・トランスファー版を収録しています。

Apple Music や iTunes Store にもCD6枚相当のスーパーデラックス盤が載るようで、「Back in the U.S.S.R.」の2018ミックス版と Escher Demo、それからセッションズから Take 5 / Instrumental Backing Track が先行配信されています。

モノラル版も聴いてみたいところですが、Apple Music 版には載っていないようです。

広告

Jabra Elite Active 65t を使っています

完全ワイヤレスイヤホンの Jabra Elite Active 65t を最近はよく使っています。

Jabra Elite Active 65t

入手前は Jabra Elite 65t とどちらにするか迷ったのですが、フィット感が良いという記事を見かけて Active の方にしました。試して比較したわけではないので、そんなに差があるかどうかは体感していません。色は 65t のコッパーも良かった気がします。

iPhone X, XS と組み合わせて使っているのですが、Bluetooth 接続はとてもスムーズです。ケースから取り出すとすぐに接続されますし、他社の独立型ワイヤレスによくあるように片側だけ接続されずにイライラさせられる頻度も少ないです。NFMIを使っていて音切れもありません。また、右ユニットのボタンで再生/停止、左ユニットの2ボタンで音量コントロールができるのもとても便利です。イヤホンを耳から外すと再生がポーズになり、耳に戻すと再生されるのもスムーズです。IT的にはとても優れたイヤホンです。

ケースに装着して充電するのですが、この時に他社のようにマグネット式でなく、単にはまっているだけです。落下しないように注意が必要です。もっとも、落としたことはないですけれど。公式サイトをみると、ケースや左右ユニット、イヤーチップをばら売りもしているので、もしも無くした時もまた入手は可能なようです。これは大きなポイントですね。

コーデックもSBCだけでなくAACにも対応しているそうなので、iPhone と組み合わせて使う分には不満はないです。もっとも、サイトによってはAAC対応は書いてないところもありますし、公式サイトには記述がないようなので実際のところはどちらなのかはよくわかりません。

肝心の音質ですけれど、もう一つ所有しているB&O Beoplay e8 の美しく音楽を演出するサウンドに比べると、中高音域のシャープさが感じられてメリハリのあるサウンドです。好みの問題ですけれど、プログレやロックにはこちらの方が向いているかな。最近は E8 よりも 65t で聴くことのほうが多いです。

King Crimson / 1969-1972 と1972–1974 ビニルボックスセット

キング・クリムゾンの40周年記念盤の音源を使ったアナログLP、「King Crimson / 1969-1972 Limited Edition Vinyl」と「King Crimson / 1972–1974 Limited Edition Vinyl」が11月23日に発売になります。

King Crimson / 1969-1972 Limited Edition Vinyl

King Crimson / 1972–1974 Limited Edition Vinyl

「King Crimson / 1969-1972」の方は、ファーストアルバムの「宮殿」、「ポセイドン」「リザード」「アイランド」の4枚のスタジオアルバム、そしてLP2枚分のボーナストラックを収録した「The Alternative Guide to King Crimson」の6枚組です。ほとんどがスティーブン・ウィルソンの手になるリミックスです。ジャケットは、昔のベスト盤「A Young Person’s Guide to King Crimson」のものですね。

「King Crimson / 1972–1974」は、続く「太陽と戦慄」「暗黒の世界」「レッド」、そして太陽と戦慄の別バージョン「Larks’ Tongues In Aspic (alt takes/mixes)」、それから2013ミックスを2枚組LPとした「USA, Expanded Edition, 2013 mix」の計6枚組です。USA expand版が目をひきますが、いずれも40周年記念盤でリリースされた音源です。

ボックスのジャケットはレッドのアルバム裏側の振り切れたメーターですけれど、USAのエクステンド版はあの手のジャケットなのでしょうね。「USA」はリリースされた時から今でもずっとリピートして聴き続けているアルバムですから、「USA, Expanded Edition, 2013 mix」はアナログで聴いてみたい気もします。しかし、そのために120ポンド+送料を出すのはちょっとキツイかな。

あと、11月のボックスがアナログLPでアナウンスされたということは、ダブルデュオ期のボックスは今年はリリースされないのでしょうかね。

Within Temptation / Resist

オランダのメタルバンドであるウィズイン・テンプテーションの新作アルバム『Within Temptation / Resist』、12月14日発売です。

Within Temptation / Resist

だいぶ空きましたけれど、新作がリリースされるのは前作のライブ「Let Us Burn」以来4年ぶりです。ボーカルのシャロン・デン・アデルの声が良いですよね。

新作はまだ Apple Music には載っていないのですけれど、先行配信が楽しみです。

Yes / Live in Boston 1974 King Biscuit Flower Hour

イエスの1974年、パトリック・モラーツがキーボードに在籍していた時代のライブ盤『Yes / Live in Boston 1974 King Biscuit Flower Hour』です。

Yes / Live in Boston 1974 King Biscuit Flower Hour

ラジオ番組のキング・ビスケット・フラワー・アワーを音源としていて、ブートでも有名です。私も、アナログLP時代のブートで、A面にオープニングのサウンド・チェイサー」それから「ラウンドアバウト」、B面に「錯乱の扉」を収録したものを持っていて、よく聴いていました。

ブートの時からあまり音が良いとは思いませんでしたが、リマスタリングされたCDで聴いてみてもあんな音ですし、収録した時からこんなサウンドだったのでしょうね。とはいえ、ブートとは雲泥の差の音質ですし、入手する価値はあると思います。

ブートに比べると、曲は「危機」「同志」「トゥ・ビー・オーバー」が追加されていて、「リレイヤー」の曲は3曲とも入っています。

このころのライブは、レーザーディスクでリリースされたライブビデオでも「儀式」や「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス」を演奏していますし、この頃のライブの完全版があれば聴いてみたいですね。

UK / UK と Danger Money の MQA CD

UKのファーストアルバム『UK / U.K.(憂国の四士)+2』とセカンドアルバム『UK / デンジャー・マネー+1』の MQA CD を入手して聴いてみました。

UK / U.K.(憂国の四士)+2

UK / デンジャー・マネー+1

MQA CD はデコードして再生しても帯域が30KHz強くらいですから、24bit/96KHzのハイレゾよりは落ちる音質だとわかりました。UKのアルバムは、エディ・ジョブソンの手になるボックスセットの「UK コレクターズ・エディション」があり、これには24bit/96KHzの音源も含まれていたので音質の落ちる MQA CD は要らないかとも思ったのですが、ボックスのサウンドは手が加えられていてアナログ時代に聴いたものとはちょっとイメージが異なっていたのと、MQA CD は日本のレコード会社が持っているマスターテープを元にしている感じなので、入手してみました。

しかし、このUKの2枚は元がアナログテープではなくて、2[14年に制作した24bit/192KHzが音源とあります。私は買わなかったですが、日本企画のSACD用の音源でしょうか。元がアナログテープでなかったのはちょっと残念。

デコードなしの普通のCDプレイヤーで聴いただけですが、「U.K.(憂国の四士)+2」の方は割とクリアーなサウンドで、しかも手が加えられていない元のレコードと同じような感じの音が聴けるので良さそう。MQAデコードすればもっといい感じで聴けそうです。

一方、「デンジャー・マネー+1」の方は、アナログLPで聴いた頃にもあんまり音が良くないと思ったものでしたが、やっぱりくすんだ感じの音です。オリジナル通りといえばこれで良いのかもしれませんけれど、ボックスセットの音源の方が迫力があって好きですね。

ということで、MQAデコードして聴いてみたい音源がまた増えました。

UKとは関係ないですけれでど、MQAで聴いてみたいのはディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」ですね。英国で作られた「Made in Japan」のミックスではなくて、日本盤の方の音源をハイレゾで聴いてみたいものです。リリースされないかな。

Steven Wilson / Home Invasion: In Concert At The Royal Albert Hall

スティーブン・ウィルソンの次のアルバムは、今年2018年3月のツアーの最終公演、ロイヤルアルバートホールの演奏を収録したライブ『Steven Wilson / Home Invasion: In Concert At The Royal Albert Hall (blu-ray)』で、11月2日発売です。

Steven Wilson / Home Invasion: In Concert At The Royal Albert Hall

Blu-rayには、リハーサルの模様やインタビューも収録しているそうです。

サウンドは Apple Music にも載るものと期待しています。

MQA の技術と再生される音データ

MQAはどういうものなのかよく分からないまま、なんとなく音がいい気がしてユニバーサルからリリースされているMQA CDの「ハイレゾCD
名盤シリーズ
」を買っています。

ハイレゾCD 名盤シリーズ 洋楽 International Music

ユニバーサルのサイトに書いてある「時間軸解像度」の話は納得いかないのでモヤモヤしていたのですが、MQAを開発したBob Stuart氏のサイトを見ると少しわかった気がしました。

英国MQA社のサイトから「How It Works」を選び、宣伝記事をスクロールして一番下まで行くと、Bob Stuart 氏のサイトへのリンクがあります。

このサイトで「MQA Playback」「MQA CD: #1 Origami and the Last Mile」そして「MQA CD: #2 Some examples」を読んで少しわかった気になりました。

MQAには24bitでデータを構成する本来のフォーマットであるMQA-24と、これをCDに収録するために16bitに切り詰めたMQA-16(MQA CD)の2種類があります。これは分けて考える方が良さそうです。

MQA-24は、24bit192KHzのPCMデータを、24bit48KHzに圧縮することを主目的に作られているようです。この時には、圧縮方式はロスレスで、高い周波数成分のデータは、低い周波数成分のノイズレベルのところに隠しているそうです。HDCDで使われたのと同じような手法でしょうか。(私は数学的詳細は理解していないのですが、図を見るとそんな感じです)

これをCDに収録するためにビット数を減らしたのがMQA-16で、高周波成分の再現も、再生した時のノイズの面でもMQA-24に比べると劣る面があります。高音域もロスレスではなくなり、ロッシー化処理を行っているように見えます。MQA-16は CD や AirPlay 経由の再生に適合可能なデータ量だとあります。

MQA CD: #2 Some examples」のグラフを見ると、MQA-24では40KHz以上のデータも再生されていますが、MQAデコードしてもMQA-16のデータは30KHzから低下し始めているのが見て取れます。記事には36KHzまで再生できているとあります。

そして、当然のことながらMQAデコーダなしのCDフォーマットで再生すると22KHzでデータはスパッと切れます。CDのサンプリング周波数は44KHzなので原理的に当然ですね。そして、MQA-16をレッドブック規格のCDで再生した時にも、ノイズレベルはCDとほとんど遜色がないこと。またMQA-16はMQA-24に比べて15KHz以上の高い周波数領域でややノイズレベルが上昇することが論じられています。

これから読み取れることは以下だと思います。

・MQA-CDをデコーダなしで再生した時には再生自体はCDと変わらない。
・MQA-CD(MQA-16)をデコードして再生すると、24bit/48KHzよりは再生帯域が広いが、24bit/96KHzのPCMには及ばない。
・MQA-24のデータ量は24bit/48KHz相当であり、ここに24bit/192KHzのデータを盛り込めるところに最大の特徴がある。

やはり、MQA-CDの真のポテンシャルを見るにはデコーダーが必要ですね(当たり前)。CDで再生して音がいいと思うのは、CDへ音を記録するためのプロセスの効果でしょうか。
そして、MQA-24の真価を発揮するのは元ソースが24bit/192KHzのデータの時ということになるでしょうね。データ量が48KHz相当なのに、元ソースのクオリティで聴けます。MQA自体で音質が改善されるわけではないですね。

そう思って e-onkyo などのMQAファイルを見ても、元データが24bit/96KHzのものが多いようです。元ソースが192KHz、あるいはこれ以上のクオリティの音源をソースとするファイルで試してみたいと思いました。

これで、単なるリスナーとしてはだいぶ謎が解けた気分です。やはり、元の開発をした人の話はわかりやすいですね。

MQAには容量を小さくする効果があるので、ウォークマンなどのポータブルプレーヤー向けに MQA-24やMQA-16のエンコーダーが公開されると役立つと思いました。ソニーが Music Center for PC にMQAエンコーダーを搭載してくれると嬉しいですね。

リッチー・ブラックモアズ・レインボー / 銀嶺の覇者 の MQA CD

Rainbow の1975年のファーストアルバム『Ritchie Blackmore’s Rainbow』の日本盤 MQA CD『リッチー・ブラックモアズ・レインボー / 銀嶺の覇者』を入手して聴いてみました。

リッチー・ブラックモアズ・レインボー / 銀嶺の覇者 MQA CD

MQA CD の原理はいまだによくわからないのですが、普通のCDプレーヤーで聴いてもなんとなく音がいい気がするのでつい手が出ます。このアルバムも、やはりこれまで聞いていたCDや Apple Music の音源よりも良い音がします。おっさんホイホイに引っかかっているだけの気もしますけれど。

MQA 非対応のウォークマンで聴いてみても、MQA CD のFLACファイルの音質は、24bit/96KHz ハイレゾ音源よりは明らかに落ちます。だから、ハイレゾ音源がリリースされているものをわざわざ MQA CD で入手する必要はないと思います。逆に、ハイレゾ音源がリリースされていないものならば、入手する価値があるのかもしれません。

ということで、ユニバーサルのMQA CDのカタログを眺めながら、ハイレゾ音源がリリースされていないものを入手しています。ストーンズやフー、クリームのアルバムはハイレゾ音源がリリースされていますから、そちらを入手した方が良い音が聴けそうです。

エイジアのファーストアルバム「詠時感(エイジア)~時へのロマン~」は、ハイレゾ配信の割と最初の頃に入手してCDと大して音質が変らずがっかりした覚えもあるので、海外で配信されておらず日本のレコード会社が製作したと思しきハイレゾには不信感もあ理ます。CDの材質をいじったなんとかCDを色々作ったのも良い印象を持っていません。しかs、MQA CD はこの「銀嶺の覇者」や「チューブラ・ベルズ」を聴く限り、通常のCDよりは音質が良いような気がします。

しかし、CDプレイヤーで再生している以上、いわゆる「レッドブック」の規格に沿って再生しているだけれですから、MQA CD といえどもCDより音が良くなるとは思えないですね。ユニーバサルの「MQAとは」のページには、「MQAデコーダーがない場合でも既存の形式の音源ファイルとして再生可能。この場合でも音のにじみの少ない音源として楽しめる」とありますが、にじみが減る効果があるとは思えないので良くわからない記述だと思います。むしろMQA CD形式のファイルを作成するのに「DSDから変換した352.8 kHz/24bit音源をメインに採用」とのことですから、このプロセスによって通常のCDとは音質の差が生じるのではないでしょうか。

10月になって新型ウォークマンがリリースされたら、MQAデコードした音を聴いてみようと思います。

Emerson, Lake & Palmer / Great Hits Live ’74 & ’77 King Biscuit Flower Hour

エマーソン、レイク&パーマー、ELPの1974年と1977年のキング・ビスケット・フラワー・アワーで放送したラジオ音源を収録したライブ『Emerson, Lake & Palmer / Great Hits Live ’74 & ’77 King Biscuit Flower Hour』です。

Emerson, Lake & Palmer / Great Hits Live '74&'77 King Biscuit Flower Hour

放送用なのでブートレッグでもよく知られている音源で、過去に正規のCDも何度か発売されています。1977年の公式ライブの「イン・コンサート」の最初にリリースされた1CD版はだいぶカットされていたこともあり、あのライブ盤でカットインしている「The Enemy God」の前にドラムソロが入ったバージョンはこのキング・ビスケットのライブで初めて聴きました。

1974年の音源の方は、公式ライブ盤の「Ladies & Gentlemen」の元音源のひとつになったものと思われます。1曲めの「Hoedown」や「Karn Evil #9」ははそのまま同じですよね。不思議と、こちらの方が録音が良い気がします。

最初にリリースされた黒っぽいジャケットのCDを持っているので Rhino のリリースの時は入手しませんでした。今回は、Alive The Live という日本のレーベルからリリースされていることもあり、リマスタリング効果を期待して入手してみました。ぱっと聴いたところではクリアになった気もしますけれど、リッピングしてじっくり聴いてみます。