イヤホンの KZ Castor

中国製イヤホンでよく名前のあがる KZ 社の Castor を入手してみました。

KZ Castor

周波数特性がフラットな白いモデルと、低音域を増強した黒いモデルがあるのですが、黒い方にしてみました。

ケーブルは 4.4mm 接続にしたいので、Kiwi Ears Quintet と使って印象の良かった Tripowin Altea を一緒に入手しました。コネクタが QDC のケーブルは初めてです。

Tripowin Altea

イヤーピースは付属のものだと音が抜ける感じがあったので、AirPods Pro で使ったことのある SednaEarfit にしてみました。表面がくっ付く感じがあって密着性が高いイヤピースだと思います。Mサイズを試しています。

AZLA SednaEarfit XELASTEC II Standard

KZ Castor はディップスイッチが4個ついていて、1と2が低音域増強、3と4が高音域増強なのですが、1と2はオフ、3と4はオンにして使っています。フェイスプレートに丸い穴があるのがデザインのアクセントになっていますけれど、これのおかげで低音域から中音域の抜けも良くなっている感じです。もともと低音域が強めに設定されていますが、それに見合った高音域の硬さがあって、ロックを楽しく聴ける感じです。

ちょっと前に入手した LETSHUOER Cadenza4 がソフトで美しいサウンドなので、これとはまた異なる個性が楽しめる感じです。

Brian Eno / Eno (Original Motion Picture Soundtrack / Dimensional)

ブライアン・イーノの映画「Eno」のサウンドトラック、4月26日にリリースされました。

Brian Eno / Eno (Original Motion Picture Soundtrack)

リリースされたのですけれど、Amazon Music も Apple Music でも17曲全部ではなく、公開されているのは11曲のみで6曲は公開されていないです。

Apple Music には Dimensional と付加されたバージョンがあり、こちらは9曲収録となっています。

なぜこうなっているのかは分かりませんが、なんだかすっきりしない公開方法ですね。曲そのものは興味深いのですが、なんだか好感を持てないです。

Quantum / Down the Mountainside

スウェーデンのプログレメタルバンドである Quantum のデビューアルバム『Quantum / Down the Mountainside』、4月19日にリリースとなりました。

Quantum / Down the Mountainside

親しみやすいメロディーでジェント感もあまりなく、メタル度は薄めな感じです。シングルでアニメのジョジョの曲である Yes「Roundabout」をカバーもしていますし、このサウンドにはアニメ・ミュージックの影響もありそうな気がします。

アニメの影響を感じるアーティストには OK GoodnightMartin GonzalezAzure、そして Sithu AyeFelix Martin が思いつきますけれど、Quantum もそこに加わるのかも。

Caligula’s Horse (Audiotree Live) – EP

オーストラリアのプログレメタルバンドである Caligula’s Horse の Audiotree におけるスタジオライブ「Caligula’s Horse on Audiotree Live (Full Session)」です。

Caligula's Horse (Audiotree Live) - EP

演奏している姿が見られるのは楽しいです。新しい音楽プロモーションの方法ですね。

Audiotree はシカゴのレコードレーベルだそうですけれど、スタジオライブを YouTube で公開し、その音源を bandcamp やサブスクのプラットフォームで配信しています。

最初に Aurora を見たのもこのようなスタジオライブだったと思います。KEXP だったかな。

日本でも、ソニー・ミュージックの THE F1RST TAKE があります。このような インターネットに向いたプロモーションを行うレーベルがもっと増えると良いですね。

Oceans of Slumber / Where Gods Fear To Speak

テキサスのプログレメタルバンドであるオーシャンズ・オブ・スランバーの新作『Oceans of Slumber / Where Gods Fear To Speak』、9月13日リリースです。

Oceans of Slumber / Where Gods Fear To Speak

ちょっと先のリリースですけれど、タイトル曲の「Where Gods Fear To Speak」が先行配信されています。前作の「Starlight And Ash」がR&B色が強めのメタルという不思議なサウンドで興味深かったのですが、先行配信曲はだいぶメタル寄りな感じでR&B色は薄めの気がします。ジャケットデザインもメタルっぽい感じですが、アルバム全体のサウンドはどうなるでしょうね。

Soledad / XIII

フランスのメタルバンドである Soledad の2022年リリースのセカンドアルバム「Soledad / XIII」です。

Soledad / XIII

もともとはボーカルの Lola Damblant-Soler のソロとしてスタートし、メンバーが集まったのでバンドとなったアルバムなのだそうです。

メロディーと歌が中心のメタルです。タイトル曲以降の後半ではフランスを思わせるアレンジの曲が並んでいで、フォーク風だけでなくこんな手法もあるのかと思いました。こちらはプログレメタルとしても良さそうです。

Elephant9 / Mythical River

ノルウェーのオルガントリオである Elephant9 の新作アルバム『Elephant9 / Mythical River』、4月19日にリリースになりました。

Elephant9 / Mythical River

CDは今週末の4月26日リリースです。フリー寄りだった前作の「Arrival of The New Elders」と比べるとややアンサンブル寄りに戻ってきた感じがあります。いつものジャケットデザインからも感じられるような、シャープでクールなオルガンサウンドです。

Albion / Lakesongs of Elbid

英国のフォーク・メタルバンドである Albion の2024年1月リリースのアルバム『Albion / Lakesongs of Elbid』です。

Albion / Lakesongs of Elbid

ジャケットも城跡と岩に突き立った剣で、いかにも英国っぽいサウンドです。アヴァロンをタイトルに含む曲もあります。ギターを中心にしたサウンドは初期のウィッシュボーン・アッシュっぽいですし、フルートが出てくるところはちょっとジェスロ・タルを思わせます。

バンド名の Albion は良い名前とは思うのですが、Azure と同様によく使われている単語なので検索はやりにくい感じです。

Astell&Kern AK HC4

Astell&Kern のドングル型 DAC AK HC4 を入手しました。

Astell&Kern AK HC4

ちょっと前にセールで3万円だったのを見て買いました。評判の高いDACだけあって動作も安定しています。4.4mm端子でバランス駆動もできますし、素直に良い音と思います。

アップサンプリング機能もありますが、こちらは音の細やかさに変化がつく感じです。

大きさや重さは FIIO KA17 とそんなに変わらず、iPhone からぶら下がる感はありますが邪魔になる程でもないかな。

ボリュームコントロールは iPhone と連動していて、DACとiPhoneのボリュームボタンはどちらを操作しても同じ動作となります。ボリューム変化のステップはやや大きめなので、この点はちょっと気になるかもしれません。KA17 は iPhone のボリュームとは独立しているので iPhone のボリュームを最大にして使う手間はありますが、本体のボリュームボタンを使って細かくコントロールできます。

xDSD Gryphon をUSB接続するとボリュームは iPhone のボリュームボタンと連動して大きめのステップの5dbごとに変化するのですが、Gryphonのボリュームつまみでさらに細かく1dbステップで調整できます。これは良くできていると思います。

DACの音質は値段に従って良くなると読んだことがありますが、そんな感じはしますね。HC4 の上のクラスというと iBasso DC-Elite や iFi Audio Go Bar 剣聖 あたりになるのかと思いますけれど、値段も8万円くらいになりますし、大きく重くなりそうなので、持ち歩き用には HC4 や KA17 くらいで良いかなと思っています。テーブルの上で使う時は、ZEN DAC 3 を使おうと思っています。

iFi Audio ZEN DAC 3

DAC/ヘッドホンアンプの iFi Audio ZEN DAC 3、4月26日発売です。

IFi Audio ZEN DAC 3.

デザインがカッコよくなったのもありますけれど、入力が USB-B から USB-C に変わったのも大きいと思います。これで iPhone と USB-C ケーブルで直結できますし、USB-C の方が電源供給も安定する気がします。

iPhone で Apple Music を聴くには DAC のスペックアップはあまり関係ない気もしますけれど、XBass+ がバージョンアップしたのは良さそうです。あと、Roon Remote アプリで DSD を聴く時に DSD256 まで対応になりますかね。

最近はイヤホンで聴くことが多くなってきたのですが、座って聴くなら必ずしも USB ドングル型の DAC でなくても良さそうです。ZEN DAC 3 なら Mac を使う時にテーブルの上に置いて iPhone で鳴らせそうです。最近よく聴いているイヤホンもヘッドホンも 4.4mm バランスで駆動できそうです。また、以前に買った 5V の iPower II を今は使っていなくて余っているので、よりパワフルな音で聴きたくなったらこれを使って電源をつなげば良さそうです。

ZEN DAC

試しに、手持ちの第2世代 ZEN DAC に、付属の USB B to A ケーブル、それから A から C への変換のために Apple USB-C アタブタを使って iPhone や Xperia を接続してみたら、パスパワーでもパワフルで良い音で鳴ります。ボリュームノブが動きやすいこともあって持ち歩きには向きませんが、テーブルに置いて聴くならドングル型 DAC よりも良い音で聴ける気がします。

アナログ部分も進化しているでしょうし、ZEN DAC 3 ならさらに良い音で聴けそうかな。

初回発売の5000台は4万円で、そのあと4万4千円に値上がりするそうです。第2世代の3万3千円からするとだいぶ価格が上がります。初回のうちに入手しようと思います。

e-イヤホンや逸品館などのお店で予約を受け付けているようです。