Varijashree Venugopal / Vari

インドのシンガー・ソングライターであるヴァリジャシュリー・ヴェヌゴパルの自分の名前を冠したアルバム『 Varijashree Venugopal / Vari』、5月10日にリリースされました。

Varijashree Venugopal / Vari

ムジカテーハの記事「衝撃的。五線譜を超越する新時代のシンガー、ヴァリジャシュリー・ヴェヌゴパル、待望のソロ作」で知りました。

シンセサイザーを基本にしてインドの打楽器や弦楽器、それからボイスパーカッションのようなコナッコルもまじえて、強烈な個性がありつつ美しい女声ボーカルと神秘的な雰囲気のサウンドです。

Shure SE215SPE と SednaEarfit ORIGIN

有線イヤホンの Shure SE215 Special Edition とイヤーピースの SednaEarfit ORIGIN を組みあわせて使っています。

Shure SE215SPE

SE215は10年以上使われていてカナル型イヤホンとして有名ですけれど、入手したのは初めてです。リパッケージしてマイク付きケーブルや Bluetooth ワイヤレスケーブルもついた AONIC215 という版もありますが、シンプルな 3.5mm ケーブル付きの SE215 の方にしました。

オリジナルの透明なブルーのユニットは綺麗です。また案外と小柄で耳にすっぽりおさまります。ケーブルはイヤホンに近い部分は針金でも入っているのか固めとなっていますが、特に形は作っていないので耳に沿うように自分で曲げる必要があります。

最近の中国製イヤホンのケーブルは耳に近い部分は弾力がある丸型になってるので装着しやすいですが、このあたりは技術の進歩を感じます。

標準でついているフォームタイプのチップで聴くと、ややおとなしめの音が鳴る気がします。

AZLA SednaEarfit ORIGIN Standard

ここで、イヤホンを AZLA の SednaEarfit ORIGIN に替えてみました、というかこのイヤーチップの話をカジェログさんのブログ記事「初代SednaEarfitが耳に優しくなって帰ってきた!AZLA SednaEarfit ORIGIN レビュー」で読んで SE215 を入手しました。

SE215のノズルは細目となっているのでよく見かけるイヤーチップは使えません。そこで、上の写真の下にある黒いブッシュをノズルに入れてからイヤーチップを装着します。

SednaEarfit ORIGIN は装着感もよく、高音域もシャープになった気がします。私は M-ML-L パッケージを買ったのですが、MLがちょうど良い感じでした。個人差もあると思うのですが、サイズによる変化があるのでイヤーチップ選びも迷います。

SE215 と SednaEarfit の組み合わせで、Xperia 5 のイヤホンジャックにつないで音楽を聴くのにちょうど良い感じです。

有線ピヤホン3と XELASTEC II

有線ピヤホン3と XELASTEC II を組みあわせて使っています。

有線ピヤホン3 (Hi-Unit 001-pnk)

AZLA SednaEarfit XELASTEC II Standard

有線ピアホン3は2022年にクラウドファンディングされた時に入手しました。人気を集めて4.4mmバランスケーブルが特典となりましたので、標準の3.5mmケーブルからこちらに交換して使っています。今は「龍柱」という名前で単体販売されているようですね。

しばらく耳が痛痒い時期があったのでイヤホンは使っていなかったのですが、最近は耳も回復したのでまたイヤホンでも聴いています。

イヤーピースは最近発売された SednaEarfit XELASTEC II に替えてみました。表面がちょっとくっつく感じなので、耳に入れると音抜けもなくサウンドも安定する感じです。低音域がくっきりするだけでなく、高音域も強くなったように感じます。イヤホンはイヤーピースで大きく音が変わりますし、その人の耳の形との相性もあると思います。良い組み合わせを探してさまざまな製品を替えてみるのが面白いところでもあります。

中国製のイヤホンに興味を持つようになった最近の目で見ると、有線ピアホン3は中国のイヤホンメーカーの流行をうまく取り入れて製品化している気がします。

高音域も低音域もエッジの効いたシャープなサウンドで、ロックなどのダイナミックな音楽を気持ちよく聴けるように上手くチューニングしてあるように思います。

AKG のワイヤレスイヤホン N5 Hybrid

AKG のワイヤレスイヤホン N5 Hybrid、5月17日発売予定です。

AKG N5 Hybrid

Bluetooth 接続のイヤホンですけれど、SBC、AAC に加えて LDAC に対応しているので、Xperia 5 とは LDAC で接続してハイレゾで聴けそうです。

また、新規格の LC3plus にも対応していて、こちらには USB-C ドングルが付属しています。これを使えば、iPhone 15 で LC3 接続でハイレゾで聴けそうです。これまで iPhone はLDAC は使えず、ロッシーな AAC のみの対応でしたのでハイレゾが聴けませんでしたが、これなら良さそう。ドングルはイヤホンと共にケース内に収納できるので使い勝手も良さそうです。

今も開放型のヘッドホン AKG 712 Pro を使っていますし、以前にはワイヤレス・有線両用のヘッドホンを使っていたこともあるのですが、どちらも音がいいです。 N5 Hybrid も音は良いものと期待しています。AirPods Pro よりも良い音で聴けるかな。

Son Of Man / Gaslight

英国ウェールズのロックバンドである Son Of Man が4月26日にリリースしたサードアルバム『Gaslight』です。

Son Of Man / Gaslight

いかにもという感じの英国のハード・ロックです。キーボード、ギター、ボーカル、ベース、ドラムの5人編成で、最近のディープ・パープルとも近いサウンドかな。

KÎND / Philosopher’s Wish – Single

アイルランドのプログレバンドである KÎND が4月25日にリリースしたシングル『Philosopher’s Wish』です。

KÎND / Philosopher's Wish - Single

ハードなギターと抒情的なパートをあわせもつサウンドです。ソングライティング、ボーカルとギターを担当する Matt Redmond を中心にメロディーとコーラスも美しいです。

Amazon Music や Apple Music では2曲ですけれど、bandcamp ではデモバージョンを含めて4曲公開されています。

これまでにシングルを4枚リリースしています。将来のアルバムリリースが楽しみなバンドです。

Agusa / Noir

スウェーデンのサイケデリック・プログレッシブ・フォークロックバンドである Agusa の6枚目のスタジオアルバム『Agusa / Noir』、5月3日にリリースになりました。

Agusa / Noir

ジャケットも黒っぽいですけれど、サウンドもフォーキーな雰囲気は減ってダークなサイケ風味が増している感じです。初期のピンク・フロイドのような雰囲気もあるかも。

Moondrop MIAD01 が良さそう

5G対応の Hi-Fi オーディオプレイヤーである Moondrop MIAD01 に興味を持っています。

MOONDROP MIAD01 5G Mobile Smartphone HiFi Audio Device

5G に対応していて、Apple Music や Amazon Music、Spotify などのストリーミングサービスに対応していて、3.5mm と 4.4mm バランスのイヤホン出力を持っているオーディオプレイヤーです。

FIIO M11 Proソニーウォークマン NW-WM1AM2 などのアンドロイドDAP(デジタルオーディオプレイヤー)を使っています。

どちらも FIIO Music やミュージックなど純正のアプリを使ってSDカードに入れた音源を聴くには音も良くて不満もないのですが、ストリーミングサービスのアプリを使おうと思うと動作がとても遅く反応も鈍いのに不満を持っています。使えないわけではないのですが、快適とは言い難いです。

FIIO Music は DLNA アクセス機能を持っているので、NAS の Soundgenic に入れた音源を聴くのに便利です。これはウォークマンと比べると大きな利点だと思います。

それで FIIO KA17AK HC-4 のドングル型DAC、それから最近では iFi Audio ZEN DAC 3 を iPhone とUSB接続してイヤホンやヘッドホンを使っています。特に、ZEN DAC3 は使い勝手も音も良いのでテーブルに置いて使うなら満足度は高いと思います。ストリーミングアプリはスマホで動作するので、CPU能力としては十分ですし。

そんな中に中国で販売が始まった Moondrop MIAD01 はスマートフォンとして見るとミドルレンジだそうですが、ストリーミングアプリは問題なく使えるそうです。4.4mm バランス出力を持っていて音質もそれなりに良さそうです。

キャリアはソフトバンク向きということなので、LINEMO を使うと良いのかもしれないですね。私は Wi-Fi で主に使うので、外で使う時は iPhone のテザリングでいいかなと思っています。

ただ、Moondrop は中高音域重視でアニメや女性ボーカルを聴くのに向いた音質との評価もあるので、硬質な音が好きな私の好みとあうかはちょっと気になっています。

Moondrop Japan が技適の申請を進めているとのことなので、日本版が出たら入手して Apple Music とそれから Roon Remote で使ってみたいと思います。

Artificial Language / Distant Glow – EP

カリフォルニアのプログレメタルバンドである Artificial Language のEP『Artificial Language / Distant Glow』です。

Artificial Language / Distant Glow

ギターを中心としたプログレメタルで、パワフルなボーカルが印象的なサウンドです。

Whizzer EASYTIPS ET100AB

イヤーチップの Whizzer EASYTIPS ET100AB です。ちょっと前に入手した LETSHUOER Cadenza4 で使っています。

Whizzer EASYTIPS ET100AB

LETSHUOER Cadenza4 は滑らかで美しい音がするのですが、ロックやジャズを聴く私にはちょっと優しい音に聴こえます。最初入手した時には高音域があまり出ていないような気もしたのですけれど、エージングでだいぶ音が出るようになりました。ソフトな音のするイヤホンはあまりエージング効果が大きくない気がしていたのですけれど、そんなことはなかったです。

LETSHUOER Cadenza4 は付属のものを使っています。最初は M を使っていたのですが、音が抜ける気がしたので L に変えています。品質は十分と思いますけれど、柔らかめのイヤピースです。

Cadenza4 の入手ツイートをされている方の中に、Whizzer EASYTIPS ET100AB を使っている方がおられたので、私も購入してみました。S/M/L サイズが入っているパッケージを買ったのですが、これも L がちょうど良い感じでした。次に買う時には L/L/L パッケージにしようと思います。

EASYTIPS ET100AB は Cadenza4 付属のものよりもやや弾力のある感じです。また軸の部分がそのまま上に出る形をしているのが特徴的です。このためか、高音域がより聴こえるようになった気がします。また、傘の部分が硬めのためか、音も少し芯を持つようになった気がします。

とはいえ、それは付属のイヤピースと比べての話なので、滑らかで美しい音なのは変わらないです。イヤピースも入れ替えつつ、もうちょっと聴き込んでみようと思います。