King Crimson / Meltdown In Mexico – Live In Mexico City 2017 HDtracks でハイレゾ配信が始まりました

キング・クリムゾンの2017年のメキシコのライブを収録した『King Crimson / Meltdown In Mexico – Live In Mexico City 2017』、HDtracks にハイレゾ版が載りました。

ハイレゾといっても24bit/48KHzですけれど、それでもCDよりははるかにいい音がすると思います。HDtracksはほとんどのアルバムでカントリー制限がかかっていて正式には日本から利用できないのですが、一部のアーティストはダウンロード可能です。ファイル形式も選べるので、Apple ロスレスでダウンロードしています。

DGM Live でも、まだオンライン配信は始まっていないようですね。

King Crimson / Meltdown In Mexico - Live In Mexico City 2017

3CD+Blu-rayのパッケージ版もオーダしてありますが、予想どおりパッケージよりも配信の方が早かったですね。

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Rush / Hemispheres の40周年記念盤

カナダのプログレ・ハードロックバンドであるラッシュの1978年発表のアルバム『Hemispheres』の40周年記念盤、11月16日発売です。

Rush / Hemispheres (40th Anniveresary Edition)

「Farewell to Kings」や「2112」の40周年記念盤もそうでしたが、ジャケットデザインも新しく作り直しています。

ボックスセットはオリジナルアルバムのリマスター盤のCD1、1979年のライブを収録したCD2の2枚のCDが入っています。アナログLPも入っていて、オリジナルアルバムのLP1、ライブを収録したLP2、LP3の3枚組です。
それから、Blu-rayには、ハイレゾ5.1chのサラウンドミックスを収録しているそうです。ステレオハイレゾも入っているのかな。

この「Hemispheres」も、前の2作の40周年記念盤と同様に Apple Music で聴けることを期待しています。

The Moody Blues / In Search Of The Lost Chord: 50th Anniversary Edition

ムーディ・ブルースの1968年発表のサードアルバム『失われたコードを求めて』の50周年記念版、11月2日発売です。

The Moody Blues / In Search Of The Lost Chord: 50th Anniversary Edition

公式サイトにもオーダーと説明のページがありますけれど、メディア版はCD3枚とDVD2枚のセットです。

CD1はオリジナルステレオミックスのリマスター版、CD2は2018版の新しいミックス、そしてCD3にはBBCセッションやシングルバージョンを収録しています。

DVDには2018ミックスのステレオと5.1chサラウンドを24bit/96KHzのハイレゾで収録しています。DVD2には当時のBBCテレビやフランスのテレビの映像を収録しているそうです。

他に、アナログLPバージョンや、リマスター部分のみを収録したCD1枚のパッケージもリリースされるそうです。

アマゾンデジタルや Apple Music / iTunes Store にも、50周年記念デラックス版があり、CD3枚部分の音源を収録しています。「Legend of a Mind (Mono / Single Version)」が先行配信されています。

UK / UK と Danger Money の MQA CD

UKのファーストアルバム『UK / U.K.(憂国の四士)+2』とセカンドアルバム『UK / デンジャー・マネー+1』の MQA CD を入手して聴いてみました。

UK / U.K.(憂国の四士)+2

UK / デンジャー・マネー+1

MQA CD はデコードして再生しても帯域が30KHz強くらいですから、24bit/96KHzのハイレゾよりは落ちる音質だとわかりました。UKのアルバムは、エディ・ジョブソンの手になるボックスセットの「UK コレクターズ・エディション」があり、これには24bit/96KHzの音源も含まれていたので音質の落ちる MQA CD は要らないかとも思ったのですが、ボックスのサウンドは手が加えられていてアナログ時代に聴いたものとはちょっとイメージが異なっていたのと、MQA CD は日本のレコード会社が持っているマスターテープを元にしている感じなので、入手してみました。

しかし、このUKの2枚は元がアナログテープではなくて、2[14年に制作した24bit/192KHzが音源とあります。私は買わなかったですが、日本企画のSACD用の音源でしょうか。元がアナログテープでなかったのはちょっと残念。

デコードなしの普通のCDプレイヤーで聴いただけですが、「U.K.(憂国の四士)+2」の方は割とクリアーなサウンドで、しかも手が加えられていない元のレコードと同じような感じの音が聴けるので良さそう。MQAデコードすればもっといい感じで聴けそうです。

一方、「デンジャー・マネー+1」の方は、アナログLPで聴いた頃にもあんまり音が良くないと思ったものでしたが、やっぱりくすんだ感じの音です。オリジナル通りといえばこれで良いのかもしれませんけれど、ボックスセットの音源の方が迫力があって好きですね。

ということで、MQAデコードして聴いてみたい音源がまた増えました。

UKとは関係ないですけれでど、MQAで聴いてみたいのはディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」ですね。英国で作られた「Made in Japan」のミックスではなくて、日本盤の方の音源をハイレゾで聴いてみたいものです。リリースされないかな。

MQA の技術と再生される音データ

MQAはどういうものなのかよく分からないまま、なんとなく音がいい気がしてユニバーサルからリリースされているMQA CDの「ハイレゾCD
名盤シリーズ
」を買っています。

ハイレゾCD 名盤シリーズ 洋楽 International Music

ユニバーサルのサイトに書いてある「時間軸解像度」の話は納得いかないのでモヤモヤしていたのですが、MQAを開発したBob Stuart氏のサイトを見ると少しわかった気がしました。

英国MQA社のサイトから「How It Works」を選び、宣伝記事をスクロールして一番下まで行くと、Bob Stuart 氏のサイトへのリンクがあります。

このサイトで「MQA Playback」「MQA CD: #1 Origami and the Last Mile」そして「MQA CD: #2 Some examples」を読んで少しわかった気になりました。

MQAには24bitでデータを構成する本来のフォーマットであるMQA-24と、これをCDに収録するために16bitに切り詰めたMQA-16(MQA CD)の2種類があります。これは分けて考える方が良さそうです。

MQA-24は、24bit192KHzのPCMデータを、24bit48KHzに圧縮することを主目的に作られているようです。この時には、圧縮方式はロスレスで、高い周波数成分のデータは、低い周波数成分のノイズレベルのところに隠しているそうです。HDCDで使われたのと同じような手法でしょうか。(私は数学的詳細は理解していないのですが、図を見るとそんな感じです)

これをCDに収録するためにビット数を減らしたのがMQA-16で、高周波成分の再現も、再生した時のノイズの面でもMQA-24に比べると劣る面があります。高音域もロスレスではなくなり、ロッシー化処理を行っているように見えます。MQA-16は CD や AirPlay 経由の再生に適合可能なデータ量だとあります。

MQA CD: #2 Some examples」のグラフを見ると、MQA-24では40KHz以上のデータも再生されていますが、MQAデコードしてもMQA-16のデータは30KHzから低下し始めているのが見て取れます。記事には36KHzまで再生できているとあります。

そして、当然のことながらMQAデコーダなしのCDフォーマットで再生すると22KHzでデータはスパッと切れます。CDのサンプリング周波数は44KHzなので原理的に当然ですね。そして、MQA-16をレッドブック規格のCDで再生した時にも、ノイズレベルはCDとほとんど遜色がないこと。またMQA-16はMQA-24に比べて15KHz以上の高い周波数領域でややノイズレベルが上昇することが論じられています。

これから読み取れることは以下だと思います。

・MQA-CDをデコーダなしで再生した時には再生自体はCDと変わらない。
・MQA-CD(MQA-16)をデコードして再生すると、24bit/48KHzよりは再生帯域が広いが、24bit/96KHzのPCMには及ばない。
・MQA-24のデータ量は24bit/48KHz相当であり、ここに24bit/192KHzのデータを盛り込めるところに最大の特徴がある。

やはり、MQA-CDの真のポテンシャルを見るにはデコーダーが必要ですね(当たり前)。CDで再生して音がいいと思うのは、CDへ音を記録するためのプロセスの効果でしょうか。
そして、MQA-24の真価を発揮するのは元ソースが24bit/192KHzのデータの時ということになるでしょうね。データ量が48KHz相当なのに、元ソースのクオリティで聴けます。MQA自体で音質が改善されるわけではないですね。

そう思って e-onkyo などのMQAファイルを見ても、元データが24bit/96KHzのものが多いようです。元ソースが192KHz、あるいはこれ以上のクオリティの音源をソースとするファイルで試してみたいと思いました。

これで、単なるリスナーとしてはだいぶ謎が解けた気分です。やはり、元の開発をした人の話はわかりやすいですね。

MQAには容量を小さくする効果があるので、ウォークマンなどのポータブルプレーヤー向けに MQA-24やMQA-16のエンコーダーが公開されると役立つと思いました。ソニーが Music Center for PC にMQAエンコーダーを搭載してくれると嬉しいですね。

MQA 対応ウォークマン

「チューブラ・ベルズ」のMQA-CDの音を非対応のウォークマンで聴いて音が良かったので、MQA対応ウォークマンに興味を持ちました。

ちょうど新型が発表されたところですね。NW-A55とNW-ZX300Gがあります。

SONY ウォークマン Aシリーズ 16GB NW-A55

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB NW-ZX300G

今使っているのがZX100なので、その後継って考えるとZX300Gなのでしょうけれど、9万円弱の価格はちょっと高価に感じます。LDNAに対応してくれればもっと手が出しやすいのですけれどね。チューブラ・ベルズを始めとする数枚のMQAを聴くために9万円出せるかと言うと。

MQAフォーマットの中身は相変わらず理解はしていないのですが、通常のハイレゾFLACよりは音質が落ちるけれど、ファイルサイズが小さいのがメリットなのでしょうね。ウォークマンのような携帯プレーヤーには向いていそう。それならば、FLACからMQA-CD形式に変換してくれるエンコーダーがほしいですね。

今年発売のウォークマンには、Bluetooth 再生プレーヤーとなり、スマホを音源としてDSEE HXを通して聴く機能があるのが面白いですね。これでApple Musicも聴けそうですね。しかし、ワイヤレスイヤホンには対応しておらず(そりゃそうか)、有線イヤホンのみの対応なのでどれくらい使うかな。この使い方なら小さくて軽いプレーヤーの方が良さそうではあります。

MQA CD 版の マイク・オールドフィールド / チューブラー・ベルズ

Mike Oldfield の1972年発表のデビューアルバム「Tubular Bells」、この6月にリリースされたMQA形式のCDが気になっています。

マイク・オールドフィールド / チューブラー・ベルズ

CDでハイレゾ音声が再生されるという掛け声のMQAなる得体の知れない形式、CDにハイレゾが入るとはちょっと思えないので無視していました。普通にハイレゾ音源を入手して聴くほうが良いですよね。

一応リッピングすれば最新のウォークマンでMQAファイルも聴けると知ってカタログを眺めていたら、ハイレゾ音源がリリースされていない、マイク・オールドフィールドの「チューブラ・ベルズ」も含まれていることを知りました。ハイレゾ(に近い)音が聴けるなら試しても良いかもですね。

とはいえ、対応プレーヤーを持っていないので、リッピングした上にウォークマンをZX300に買い換える必要が出てきそうです。かなりお金がかかりますね。

チューブラベルズは、2009年にリリースされたアルティメイト・デラックス版で、オリジナル版、New Mix版、ボックス版、デモ版を入手したので、これで打ち止めと思っていたのですが、MQA版を入手するかどうか迷いますね。

デラックス版は日本の iTunes Store で販売をやめたのですね。入手しておいてよかった。確か、CD+DVD版も買ったはず。

ヤマハのサイト mysound ではまだ売っているのかな。

John Lennon / Imagine – The Ultimate Collection

ジョン・レノンの名作「イマジン」のリミックス版が10月5日にリリースされます。

John Lennon / Imagine The Ultimate Collection

Ultimate Collection はCD4枚+Blu-ray2枚です。CD1はオリジナルアルバムの2018ミックス、それからシングルと追加曲を収録しています。CD2は、アウトテイクを収録しています。そしてCD3は Raw Studio Recordings として、楽器の音を生で収録したスタジオライブ風の演奏を収録しています。CD4は The Evolution Documentary として、曲が作られる過程を示すミックスとなるそうです。

Blu-rayには、CD1から4のサウンドを24bit/96KHzの5.1サラウンドとハイレゾで収録しています。また、1971 Quadsonic Album のリマスター版も収録しています。4チャンネルのファンには嬉しい音源ですね。

そして、アナログLPレコードも発売されます。イマジンはアナログで聴いてみたい気もしますね。

本命の Apple Music にも CD4枚相当の The Ultimate Collection が載っており、CD2から「Imagine (demo)」が先行配信されています。ジョン・レノンがピアノを弾きながら(多分)歌うイマジンが聴けます。

YMO40 でハイレゾ版の配信

イエロー・マジック・オーケストラの結成40周年として、YMOのアルバムをリマスタリングして再発するYMO40が11月28日から始まるそうです

Yellow Magic Orchestra US

最近の流行りで高価なLPレコードも出るようですが、それはスキップして。ハイブリッドSACDもリリースされるそうですが、リッピングできないのでやはりスキップして、ハイレゾ版の配信に期待しようと思います。記事には24bit/96KHzのFLACが2963円とありますが、mora や e-onkyo で配信されるのでしょうね。

11月28日には、1978年リリースのオリジナルバージョン「イエロー・マジック・オーケストラ」、1979年リリースのUS版「イエロー・マジック・オーケストラ」、そして同じ1979年リリースのセカンドアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」が発売されます。3作で1万円近い価格になりますね。

ハイレゾ版を入手して、手持ちのウォークマンNW-ZX100で聴こうと思います。SDカードを大容量にするかな。

しかし、リマスター版は Apple Music には載らないでしょうかね。

大貫妙子 / Romantique / Aventure のハイレゾ版

大貫妙子のヨーロッパ3部作、『ROMANTIQUE』と『AVENTURE』がアナログLP発売と同時にハイレゾ配信、それから iTunes Store で配信されました。

大貫 妙子 / ROMANTIQUE (Mastered by Bernie)

大貫 妙子 / AVENTURE (Mastered by Bernie)

大貫 妙子 / MIGNONNE (Mastered by Bernie)

少し前にリリースされた MIGNONNE も iTunes Store で配信されていたのですね。

iTunes Store だと2100円、e-onkyo.com のハイレゾ版で3200円です。この価格差なら、ハイレゾ版の方にしようかな。

この後のアルバムも、リマスタリングしてアナログLPやハイレゾでリリースされますのでしょうね、楽しみです。