Steve Hackett / Wolflight / The Night Siren / At The Edge Of Light の Hybrid SACD

スティーブ・ハケットの2015年のアルバム『Wolflight』、2017年の『The Night Siren』、そして2019年の『At The Edge Of Light』の3作がハイブリッドSACDで3月22日にリリースされるそうです。

Steve Hackett / Wolflight

Steve Hacktt / The Night Siren

Steve Hackett / At The Edge Of Light

昨年11月の「Genesis Revisited」、「Genesis Revisited II」のハイブリッドSACDと同じ企画なのでしょうか。プログレの SACD はなかなかリリースがなくて貴重ですし、Amazonにもそのうち載るかもしれませんが、TowerRecord でポイント増量セールの時に注文しようと思います。

Steve Hackett / Genisis Revisited と Genisis Revisited II の Hybrid SACD

スティーブ・ハケットの 1996 年のアルバム『Steve Hackett / Genisis Revisited』と 2012 年の『Steve Hackett / Genisis Revisited II』が 11 月 2 日に Hybrid SACD でリリースされます。

Genesisi Revisited

Genesis Revisited II

「Genisis Revisited」の方は、その後のライブと「Tokyo Tapes」につながるアルバムです。こちらのアルバムは、ジェネシスの曲を再現演奏するのに気合が入ったのか、かなり独特のアレンジが加えられています。また、ボーカルはジョン・ウェットンやポール・キャラックをはじめ、さまざまな人が参加しています。

それに比べると、「Genisis Revisited II」の方は、吹っ切れてジェネシスの音楽も自分の音楽ルーツのひとつだと思うようになったのか、オリジナルのジェネシスの演奏に近い感じのアレンジになっています。ボーカルはジョン・ウェットンやフランシス・ダナリーに加えて、ナッド・シルヴァンも参加しています。今に続くジェネシスカバーのライブ活動のきっかけになったアルバムだと思います。

プログレのアルバムが高音質の SACD でリリースされるのは嬉しいです。またちょうど Tower レコードでポイント15%セールをやっているので、2枚で1万円と高価ですが予約しておこうと思います。Amazonは乗り遅れたのか、まだサイトには載っていないようです。

Bill Evans Trio / Walts for Debby の SACD

ビル・エヴァンス・トリオの1961年のヴィレッジ・バンガードにおけるライブを収録した『Bill Evans Trio / Walts for Debby』、SACD が8月25日にリリースされるそうです。

ビル・エヴァンス・トリオ/ ワルツ・フォー・デビイ

このアルバム、もちろん Apple Music でも配信されているのですけれど、なぜか2曲目のタイトル曲「ワルツ・フォー・デヴィ」が除かれています。それで、ちょっと前にCDを買ったのですよね。

対になるアルバムである「Sunday At the Village Vanguard」の方は 2002年に Analogue Productions からリリースされた SACD を持っているので、揃えようかなと思ったらこちらのアルバムも SHM-SACD でリリースされるのですね。リマスタリング効果は大きいでしょうし、両方揃えようかな。

ビル・エヴァンス・トリオ / サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード (SHM-SACD)

そう思いながらこの2枚のアルバムを続けて聴いてみたのですけれど、やっぱり CD と SACD だと音の滑らかさがだいぶ違います。やはりハイレゾ音源は入手したいですね。

リリース説明文を見ると元は 24bit/192KHz の PCM みたいですし、それなら SACD よりも e-onkyo (その頃には Qobuz になっているかな)から買った方が音が良いかもしれません。そう思って e-onkyo を見たら、ワルツ・フォー・デビイ と サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード の音源は今のところは載っていないです。やっぱり、SACDを買っておきますかね。

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon の日本企画50周年記念盤SACD

ピンク・フロイドの「The Dark Side of the Moon」、日本企画の50周年記念盤SACDが4月19日にリリースされるそうです。Tower.jp から来たメールで知りました。

Pink Floyd / 狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション

50周年記念盤で Blu-ray Audio や SACD がリリースされるかなと思っていましたけれど、日本企画盤も出るとはちょっと予想外でした。でも、「原始心母」も日本企画盤が出ていましたし、不思議でもないのかな。

サウンドは2021リマスターです。2023リマスターでリリースされる輸入盤よりもひとつ前の版なので、ちょっと前に輸入盤で買ったものと同じ内容でしょうね。日本版はチラシや資料の復刻が多数入っているのが特徴です。

Keith Jarrett / サンベア・コンサートのSACD

Keith Jarrett の1976年11月の日本公演の演奏を収録した『キース・ジャレット / サンベア・コンサート』の SACD がタワーレコード限定で再発されています。

Keith Jarrett / サンベア・コンサートSACD

ニュースはちょっと前に出ていたようです。ハイブリッドSACDで6枚組、Disc 6 にはアンコールを収録しているそうです。

配信には載っていないと思い込んでいたのですけれど、改めて検索して見たらアルファベットの綴り、Sun Bear で載っていました。サンベアでは出てこないような。Amazon Music は CD クオリティですけれど、Apple Music では 24bit/96KHz のハイレゾ配信です。そして、Amazon はアンコール入り、Apple はアンコールなしです。音源が違うのでしょうか。ハイレゾ配信の Apple Music の方が音が薄いようにも感じたりします。

SACDで出ているうちに入手することにしようと思ったら、15,000円以上で1,000円引きのクーポンがきています。このSACDは14,300円なのでちょっと足りません。何か、買い足すものはあるかな。

Eagles / Hotel California の Mobile Fidelity 版 Hybrid SACD

イーグルスが1976年に発表したアルバム「Eagles / Hotel California」の Mobile Fidelity 版 Hybrid SACD、来年の1月20日発売予定です。

Eagles / Hotel California Mobile Fidelity Hybrid SACD

よく考えたら、CDはもちろん、2001年にリリースされた DVD-Audio も 2011年にリリースされた SACD も持っているような。2017年リリースの 40周年記念 Blu-ray Audio 盤は入手しなかったです。

しかし、Mobile Fidelity のディスクは、楽器の音のきれは良くてもあまりシャープで尖った感じではない、独特のサウンドです。以前からそんなに安いディスクではありませんが、円安で6000円超えが普通になってきてしまいました。

Mobile Fidelity のディスクは配信やハイレゾDL配信サイトには載らないと思うので、売っている時にディスクを入手しておきますかね。

同レーベルから、アナログLPもリリースされるようです。

Steely Dan / Aja の SACD

スティーリー・ダンが1977年に発表したアルバム『Steely Dan / Aja』の SACD が来年2023年の5月にリリースされます。

Steely Dan / Aja

最新リマスタリングのSACDがリリースされるのは嬉しいですけれど、価格はなんと1万1千円越えです。レーベルの公式サイトを見ると価格は35ドルなのですけれどね。他のアルバムも時期は前後してリリースされるのですけれど、どれも価格は1万円を越えています。円安で1ドルあたりのレートが300円まで下がるという予想なのでしょうか。

ファーストアルバム「Can’t Buy A Thrill」は Apple Music だとハイレゾで配信されていますし、きっと「Aja」も来年になればハイレゾ配信されますよね。こんなに高価ならば、Apple Music でも良いかな。

それに、以前のマスタリングですけれど、Aja は Hybrid SACD を持っているはずですから。CD棚をチェックしてみよう。

Norah Jones / Come Away With Me の SACD 盤

ノラ・ジョーンズの2002年発表のデビューアルバムの20周年記念盤、日本でのみSACDが5月20日にリリースされるそうです。

Norah Jones / Come Away With Me (SACD)

E-onkyo ではすでに2022リマスター版の配信が始まっています。24bit/96KHz なのでSACDと同じようなクオリティなのかと思いますけれど、価格は3871円と結構高めです。ウォークマンで聴くならこっちを選べば良さそう。

しかし、SACD 30n を買うことにしたので、SACD盤の音も聴いてみたくなります。

SACDもe-onkyoも、収録しているのはアルバム本編のみです。

Apple Music や CD ではデラックス版もあり、こちらには未発表の音源がCD2枚分収録されています。

大貫妙子 / MIGNONNE / ROMANTIQUE / AVENTURE の SACD

大貫妙子の、1978年発表のアルバム MIGNONNE、1980年の ROMANTIQUE、それから 1981年の AVENTURE の3アルバムが SACD で11月10日に発売されます。

大貫 妙子 / MIGNONNE (Mastered by Bernie)

大貫 妙子 / ROMANTIQUE (Mastered by Bernie)

大貫 妙子 / AVENTURE (Mastered by Bernie)

バーニー・グランドマンのリマスタリングによるLPとハイレゾ配信のリリースが2018年にありましたけれど、その音源の SACD 版のようです。

24bit/96KHz のハイレゾ版は手に入れましたけれど、SACDも聴いてみたくなります。今なら、ハイレゾ版を Apple Music で聴くこともできますけれど、ROMANTIQUE の SACD だけでも買ってみますかね。

Amazon にはまだ載っていないですけれど、Diskunion や Tower にはあります。

キャメル / 白雁(スノー・グース) のSACD

5月26日に再発される「Camel / Moonmadness」のSACDを注文したので、1975年にリリースされたその前のアルバム「Camel / The Snow Goose」のSACDも入手してみました。

キャメル / 白雁(スノー・グース)  SACD

このアルバムは元の版は2011年の発売で、この版は2016年に再発されています。SACD層のみを収録した SHM-SACD というもので、ハイブリッドSACDのようにCD層は含まれていません。コストダウンかな。まあ、このアルバムをCDで持っていない人が SACD だけ買うことは少ないでしょうから、特に問題はなさそうです。

2011年版は記念版らしく豪華な紙ジャケットに入っていたようですが、この2016年の再発版は普通のCDケースに入っています。その分、値段も少し下げたようです。豪華なケースはCDラックに入らなくて収納に困るので、普通のCDケースで良かった気がしています。ただ、よくSACDで見かける角の丸いケースではなくて、本当にCDと同じケースなので、棚に入れてしまうと見分けがつかなくなりそうでもあります。

音を聴いてみると、ベースやドラムのサウンドがふんわりした感じでSACDらしくないかもと思ったのですが、キーボードの音やギターの音は輪郭がはっきりして明瞭に聞こえます。少し曲が進んでオーボエやクラリネットの音が出てくるとSACDらしいいい音。当時のベースやドラムの録音が元からこんな感じの音だということなのでしょうね。CDと聴き比べればかなりの差を感じます。SACDやハイレゾ音源がもっとリリースされると良いのですけれど、最近はプログレ系のハイレゾは少ないのが残念です。