FIIO KA17 を入手しました

FIIO のドングル型 DAC/イヤホンアンプの KA17 を入手しました。

FIIO KA17

中国メーカのイヤホンである Kiwi Ears Quartet の音が良いのに驚いたのですけれど、さらにリケーブルして 4.4mm バランス接続で聴いてみたくなったので、そのために入手しました。DACチップはESS社のES9069Qを2個搭載しています。

動作を確認したあとファームウエアをアップデートして Ver 0.99 にしました。アップデートのアプリが Windows 版しかないので、作業には Windows PC が必要です。アップデートの説明は中国語と英語だけかな。

iPhone, Xperia ともにスマホのボリュームと KA17 のボリュームは連動せず独立となっています。スマホ側のボリュームは最大とし、KA17 のボリュームで音量調整するのが最も良い音で聴ける使い方になります。

USB で接続して Apple Music や Roon Remote からハイレゾで音楽を聴くことができます。モノクロですがディスプレイを備えていて、周波数や音量が表示されるのは便利です。

(ただし、Xperia 5V で Roon Remote を使用した時には相変わらず 48KHz に変換されてしまいます。これは Roon Remote アプリの問題だと思いますけれど、早く修正されないでしょうかね。)

音質は全般に滑らかで高音域は美しく、やや低音寄りのバランスのいつもの FIIO らしいサウンドです。Quartet と組み合わせて音楽を楽しめています。

最近の FIIO はデスクトップモードの搭載を特徴にしていて、この KA17 にも側面に切り替えのディップスイッチがあります。このデスクトップモードはかなり効果的で、ON するとパワフルなサウンドになります。いつも ON にして聴きたくなります。

バランス接続ならばヘッドホンの MDR-MV1 を鳴らすこともできます。流石にパワフルとまではいきませんが、これはこれとして楽しめるサウンドだです。でもヘッドホンを駆動するなら、iFi Audio xDSD Gryphon を持っているのでそちらを使えば良さそう。やはり、KA17 はイヤホン向けに使うのが本来かなと思います。

デスクトップモードだと KA17 は少し暖かくなります。スマホの電池も消費しそうな気もしますけれど、側面には電源供給用の USB-C 端子もあります。こちらはまだあまり使っていないのですけれど、うまく活用できればまた印象も変わるかもしれません。ここに接続する小型バッテリが出るかもしれないという噂もあるので、リリースに期待しています。

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