King Crimson / Music is Our Friend, Live in Washington, D.C. and Albany, 2021 の CD が届きました

キング・クリムゾンの2021年のライブ音源『King Crimson / Music is Our Friend, Live in Washington, D.C. and Albany, 2021』、のCDが届きました。

King Crimson / Music is Our Friend, Live in Washington, D.C. and Albany, 2021 CD

ちょっと驚いたのが、発売日である19日から Apple Music でこのアルバムが配信されたことです。ロスレス音源で全曲聴けます。

欧米の Apple Music では普通に King Crimson のアルバムが配信されていますけれど、なぜか日本では配信されていません。それが、先日の『Happy with What You Have to Be Happy with / Level Five / Elektrik』に続いて、このアルバムが予告もなく突然配信されたので驚きました。

日本でキング・クリムゾンの配信されないのは、WOWOWエンタティメントのような日本のレコード会社の意向なのでしょうか。自分で音源をアップロードすると、たとえロスレス音源をアップロードしてもAAC形式で配信されてしまうので音質が劣ります。そうでなくても数多くのアルバムが配信されていて聴きたいアルバムが多数ありますから、配信されないアルバムを聴く機会は減るのが当然だと思います。

あと、iTunes Store にも載っているのですけれど、こちらもAAC音質なので、ちょっと買う気にはならないです。

CDも今日になって届いたのですが、聴くのは配信音源の方なので、今のところ封を切ってはいません。

キング・クリムゾンの曲はこれまでもKC50のシングルなどが散発的に配信されたこともありましたが、しばらくすると全部が消えてしまいました。今回はそうならないように配信され続け、また他のアルバムも配信されると良いのですけれどね。

それはともかく、この夏の最新ライブである「Music is Our Friend」を聴いてみると、レパートリーは2019年のライブとほぼ同様ですけれど、どの曲も細かい部分のアレンジが変わっていて新鮮であるにもかかわらず、曲のイメージは全く異なっていないのがすごいです。もうメンバーも来日していて来週にはライブもありますけれど、このサウンドが楽しめるのはとても良さそうです。

King Crimson / Music is Our Friend, Live in Washington, D.C. and Albany, 2021 の CD が届きました” への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰しております。
    今週の日曜日11/28 東京国際フォーラムに参戦してきました。
    事前にエントリーシートを提出することを求められた他は、
    マスク着用必須くらいで今までと何ら変わりのないコンサート風景でした。
    席はGavin Harrison側、フリップ卿・JakkoのPlayがよく見える13列目。

    18時きっかりに開始。いきなりフリップ卿のギターにトラブル発生。
    MIDI関連なのか、PAの音が聞こえないのか、ローディを呼び寄せて調整。
    演奏は止まることなく進むも、総帥のご機嫌やいかに(笑)。

    客席に聴こえる音はお世辞にも良いバランスではなく、弦楽器3人衆の音割れ
    歪みが気になりつつ、3人のドラムのキレは凄まじく空きっ腹に響く響く(笑)。
    メル・コリンズの管楽器は取り替えひっきりなしで、ブロゥ・スイングしてて良好。
    Larks IIに酔いしれLevel Fiveで前半終了。インターミッション間にロビーを散策。
    ロビーが無駄に広い(笑)。

    後半が始まると、今度はJakkoの宮殿顔ギターの調子が悪い。またしてもローディを
    呼び寄せ、調整開始。Jakkoはもう一本予備ギターに持ち替え、懸命に演奏を続けるも
    音のバランスが悪い。音割れの原因は、弦楽器の音圧のバランスなのではないかと…。
    フリップ卿のギター、Jakkoのギター両方の音圧を上げすぎ、Tony Levin氏のベース、
    特にスティックの音がはっきりくっきり聴こえました。サウンドボード・卓のエンジニアの
    調整不足なのか、ケーブルの破損なのか。音割れ弦楽器は最後まで直りませんでした。
    あくまでも個人的な感想印象ですが…。

    The ConstruKction of Lightでは、Pat Mastelottoのカーンの音にTony Levin氏が合わずに
    出だしで送れるミス等、ちょっと珍しいシーンもありフリップ卿が眉をひそめた様に見え、
    後にこの日の演奏の反省として日記に記されるのが公開されるのでしょう(笑)。

    後半も佳境。The Court of the Crimson King (with coda)。お客さんの予習不足か、
    codaへ行く前に拍手。おいおい、このCDでもcodaあったぞ、拍手するなよ。フリップ卿の
    苦笑い、見逃しませんでした(笑)。

    本編まさかのIndisciplineで終了。いやいや、Starlessは!?えっ!?みたいな不穏な空気が
    場内を包みつつ、アンコールへ。Gavin Harrisonのシンバルの音からStarlessと分かると
    場内の安堵した拍手。Starlessに酔いしれる満場のお客さん。けっこう満席に近かったのでは!?

    Starlessが大喝采とともに演奏終了。満座のお客さん、スタンディングオベーション。
    …するとまさかのお約束が…。Tony Levin氏がカメラを客席に向けたのです。
    そうです。全演奏終了です。えっ!?まさかの21st Century Schizoid Man無し!?
    この時、自分は撮影なんかしませんでしたよ。ええ、もう一曲、聴かせてくれ!!と
    Schizoid Man!!と叫びたかったですよ。歓声禁止ですが…。

    撮影タイムも終わり、バンドメンバーが舞台裏にはけ、「本日の演奏は、これにて終了です」的な
    アナウンスが流れ、21st Century Schizoid Man無しが確定した瞬間の場内の静まり。からの
    ため息交じりのなんとも言えない空気感は、これで最後!?次も来てくれたら観に行くぞっと
    決心させるのを誘発してるのではと、勘ぐりたくなるほどでした。

    弦楽器隊の音割れや若干のミスはあれ、21st Century Schizoid Man無しを差し引いても
    King Crimsonの日本最終公演の2日目、楽しめました。初日も申し込んだんですが外れました(笑)。

    長々と書かせていただいてすみません。備忘録的に勢いに任せて書いてしまったので、
    読みづらい文章となってしまったことをお詫びいたします。

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  2. 叙音檸檬さん、いらっしゃい。

    クリムゾンのコンサートに行かれたのですね、羨ましいw 詳細なレポートをありがとうございます。私は今回は行かないので、皆さんの記事を読ませてもらって楽しんでいます。

    Twitter をみていると、昨日12月5日の立川公演でも Discipline でロバート・フリップのギターの音が全く出ないトラブルがあったようで、アンコールで再演したそうです。

    スキゾイド・マンが演奏されないと不完全燃焼になっちゃいそうですよね。

    ライブもあと2回を残すだけになりましたけれど、公式ライブ盤は出ますかね〜 映像もリリースしてくれると嬉しいです。

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