Pink Floyd / The Dark Side of the Moon 50th Anniversary Edition の Blu-ray Audio 盤

ピンク・フロイドの1973年のアルバム『The Dark Side of the Moon』、50周年記念版ボックスセットに入っていた Blu-ray Audio 盤が単品で10月13日に発売されるそうです。

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon (50th Anniversary) [2023 Remaster]

まだ発売のニュースが出たところで、日本のCD通販屋さんには載っていないです。その一方、Super Deluxe Edition の予約はあっという間に売り切れになったようです。

Blu-ray は50周年記念版のボックスセットに収録されていましたが、ちょっと高価すぎる気がしたので購入は見送っていました。24bit/192KHz のハイレゾ版は e-onkyo から入手していますし、ATMOS 版は Apple Music で配信しています。

Blu-ray を入手すると5.1サラウンドミックスを 24bit/96KHz で聴けるのが特徴になるでしょうか。そんなに慌てて入手しなくても良い気もするので、輸入版の値段を見ながらどうするか考えようと思います。

The Dark Side of the Moon の2011年版は SACD もリリースされましたけれど、50周年記念版の 2023 リマスターは SACD は出ないでしょうかね。Blu-ray などの 24bit/192KHz ハイレゾの方が音質がいいのかな。DSD の高ビットレートでDL販売してくれたら喜んで入手しますけれどね。

(2023.9.1追記)
ディスクユニオンで米国盤 Blu-ray が4000円弱でしたので、オーダーすることにしました。

Pink Floyd / On The Run – Live In Boston 1972

ピンク・フロイドの1972年のボストンのライブを収録したCD『Pink Floyd / On The Run – Live In Boston 1972』です。

Pink Floyd / On The Run - Live In Boston 1972

レコーディング前の時期で、「On The Run」が「Travel Sequence」だった頃の演奏という触れ込みだったのでELPの「Live At The Hollywood Bowl 1971」と一緒に買ってみました。

やっぱりというか、このCDもブート音源のようです。FMでもなくて会場録音かな。まあ聴ける音質ですし、アンコールは「吹けよ風」「ユージン」「エコーズ」「ブルース」と4曲入っています。

アナログブートで聴いていたこの頃の演奏は、多分 Finsbury Park のライブだったと思うのですけれど、それよりは音質がいいかな。

Pink Floyd / The Dark Side of the Moon 50周年記念版 リリースされました

ピンク・フロイドが 1973 年に発表した『The Dark Side of the Moon』、50周年記念版 2023リマスターがリリースされました。

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon (50th Anniversary) [2023 Remaster]

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon - Live At Wembley Empire Pool, London, 1974

どちらも Apple Music で配信されています。スタジオアルバムは 24bit/192KHz、ウェンブリーのライブは 24bit/96KHz のハイレゾ配信で、さらに本編は Dolby ATMOS のサラウンドも配信されています。音だけなら、ボックスセットを入手しなくても配信で十分聴けます。

1973年といえばアナログLPレコードの時代ですけれど、レコードは低音域に大きな音を入れると針が飛び、また高音域を強くすると歪みが目立つということで、低音域も高音域も抑えたミックスとなっていました。最近のリマスタリングはその辺りを補正しているようで、低音域の押し出しは強くなっていますし、キーボードやギターの音も輪郭が明瞭になっています。サウンドのイメージは変えないままにより楽しめるリマスタリングとなっています。

ハイレゾダウンロード販売の e-onkyo にも載っていて、スタジオアルバムは 24bit/192KHz で 3,158 円、ライブは 24bit/96KHz で 2,648円となっています。これまではスタジオアルバムはボックスセットで 48KHz、昨年くらいのダウンロード販売で 96KHzとなっていました。ライブは Immersion ボックスセットの CD しかなかったので、スタジオ版、ライブ版ともにハイレゾ音源としてみてもスペックはかなりアップしています。音源を入手しておきましょうかね。

Pink Floyd / One Of These Days – Live In London 1971

ピンク・フロイドの1971年のライブ『Pink Floyd / One Of These Days – Live In London 1971』を入手しました。

Pink Floyd / One Of These Days - Live In London 1971

BBC放送の音源で、ブートなどでよく知られています。公式のアンソロジーである Early Years の「1971 Reverber/ation」に主要な曲である最初の4曲は収録されています。

それでも買ってみようと思ったのは、昔にFM放送でエアチェックしたテープには John Peel のアナウンスも入っていたのと、最後に「Blues」を演奏していたのも収録されているからです。

このアルバムには、それに加えて1971年1月17日のチョーク・ファームの「Astronomy Domine」も収録されています。

もちろん公式盤よりは落ちますけれど、音質もそれなりなのでコレクションとしては満足しています。

Pink Floyd / Live At The Brighton Dome 1972

ピンク・フロイドの1972年のブライトン・ドームにおけるライブ『Pink Floyd / Live At The Brighton Dome 1972』、3月24日発売です。

Pink Floyd / Live At The Brighton Dome 1972

HMVに紹介ページ「ピンク・フロイド 名盤『狂気』初演となった 1972年1月20日ブライトンドーム公演を完全収録」があります。ブートでよくみる音源ですけれど、聴いたことはないです。おそらくこのCDもブート音源なのかとも思いますけれど、一度聴いてみてもいいかな。

今は HMV にしか載っていないですけれど、そのうち Tower や Amazon にも載りますかね。

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon – Live At Wembley Empire Pool, London, 1974

ピンク・フロイドの1974年のウェンブリーにおけるライブから、「狂気」の演奏部分が『Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon – Live At Wembley Empire Pool, London, 1974』として3月24日にリリースされます。

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon - Live At Wembley Empire Pool, London, 1974

「The Dark Side of the Moon」50周年記念版ボックスセットから単品販売となりますが、日程を遅らせることなくボックスセットと同時にリリースされます。

このライブ音源は2011年にリリースされた「Immersion Box Set」にも収録されていましたけれど、先行配信されている音源を聴いてみると音質はかなり向上している感じです。あと、本編のスタジオアルバムもこのライブも 24bit/192KHz で配信されています。Immersion セットの24bit/48KHz、ちょっと前にDL販売や配信でリリースされた24bit/96KHzと比べると、これまで以上に高いビットレートなので、さらに良い音が聴けそうです。このビットレートで、e-onkyo などで配信されると良いな。

ブートでも有名な音源ですけれど、ブートには「Echoes」なども収録されています。せっかく公式音源として良い音で出るのですから、「狂気」のパートだけでなくライブ全体をリリースしてくれれば良いのに。

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon の日本企画50周年記念盤SACD

ピンク・フロイドの「The Dark Side of the Moon」、日本企画の50周年記念盤SACDが4月19日にリリースされるそうです。Tower.jp から来たメールで知りました。

Pink Floyd / 狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション

50周年記念盤で Blu-ray Audio や SACD がリリースされるかなと思っていましたけれど、日本企画盤も出るとはちょっと予想外でした。でも、「原始心母」も日本企画盤が出ていましたし、不思議でもないのかな。

サウンドは2021リマスターです。2023リマスターでリリースされる輸入盤よりもひとつ前の版なので、ちょっと前に輸入盤で買ったものと同じ内容でしょうね。日本版はチラシや資料の復刻が多数入っているのが特徴です。

Pink Floyd / The Dark Side of the Moon 50周年記念版

ピンク・フロイドの1973年のアルバム『The Dark Side of the Moon』の50周年記念ボックスセット、3月24日発売です。

The Dark Side Of The Moon - 50th Anniversary Box Set

ディスクは9枚組で、CD1が2023リマスター、CD2が1974年のウェンブリーのライブ、アルバムの 5.1ch サラウンドを形式違いで収録した Blu-ray が2枚、DVD が1枚、CDと同内容の LP が2枚、それからシングル復刻のEPが2枚です。ブックレットなどもつきます。

これで4万5千円だそうですけれど、中身の割にちょっと高いかな。Immersive Box は買ったのですけれどね。

Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon - Live At Wembley Empire Pool, London, 1974

単品でウェンブリーのライブ CD / LPが リリースされるので、これを配信で聴けば良いかなと思っています。2023リマスターも、そのうち単品で SACD やハイレゾ配信の音源が出るのを期待しています。

と思ったら、2023リマスターは既に Apple Music に載っています。ウェンブリーのライブもそのうち載るでしょうね。

Pink Floyd の 1972 年のライブ

ピンク・フロイドの 1972 年の米国、英国、日本などにおけるライブが多数、Amazon Music や Apple Music にアップロードされました。

amassの記事「ピンク・フロイド 日本公演も含む72年録音の未発表ライヴアルバム19作+アウトテイク集をストリーミングで限定リリース」で紹介されているように、著作権対策で期間限定のリリースっぽいです。

聴いてみたところ、サウンドボードではなくて会場録音が音源のような?これまでブートレッグで聴いてきたような音源が並んでいます。

しかし、1972年のこの時期は「狂気」の曲をアルバムリリース前に演奏していて、「On The Run」がシンセサイザーではなくてデヴィッド・ギルモアのギターで演奏されていたり、「Great Gig In The Sky」が「Motarity Sequence」と別曲になっていたりと、音質はブートレベルであんまり良くありませんけれど、興味深い演奏ではあります。

上の記事では「ストリーミングで限定」とありますが、e-onkyo でダウンロード販売もされています。

期間限定で消えてしまうかもしれないので、一つくらいはダウンロードで入手しようと思って眺めてみました。ブートでお馴染みのウェンブリーやレインボー・シアターもありますけれど、音質は今ひとつのような。

その中でも比較的音質も良さそうで、またアンコールに「Echoes」が入っている東京公演をダウンロードしようかと思います。

Pink Floyd / Live at the Taiikukan, Tokyo, Japan, 3 Mar 1972

一応 24bit/44KHz とありますけれど、まあクオリティを言うほどの音質でもないように思います。でも、消えるとしたらその前に入手しておいた方が良いかな。

Pink Floyd / Animals の 2018リミックスの先行配信

9月16日発売に発売になるピンク・フロイドの1977年発表のアルバム「アニマルズ」の2018リミックスから「Dogs」が先行配信されました。

Pink Floyd / Animals (2018 Remix)

「Dogs」は元はLPのA面のほとんどを占める17分の曲で、「The Dark Side of the Moon」をちょっとなぞった感じの曲構成からなるダークな曲です。配信は 24bit/192KHz のハイレゾですけれど、リミックスによって楽器の音がクリアになり、低音域の厚みも増した気がします。

こんなに音が良くなるなら、他のアルバムも今の技術でリミックスしてほしいところですけれど、このアルバムですら意見の対立があって発売が4年も遅れたくらいですし、実現は難しいのでしょうね。

Blu-ray 版を予約してあるのですけれど、こちらには1977オリジナルミックスと2018リミックスの両方が 24bit/192KHz ステレオで収録されているとのことなので、全編を聞くのを楽しみにしています。まあ、聴くのは配信の方が先になりそうな気がしますけれど。