Lightning 接続の DAC ヘッドホンアンプ、Spectra X2 を買ってみました

6月から Apple Music がロスレス化・ハイレゾ化するとのことなので、iPhone と iPad mini で聴くための Lightning 接続の DAC ヘッドホンアンプ、Spectra X2 を買ってみました。私が5月末にオーダーした時は2万円を切っていたのですが、人気が出たのか今日見たら26000円超です。

Lightning DAC ヘッドホンアンプ  Spectra X2

Lightning 端子に差し込むだけで、特に何の設定もなくそのまま音が出ます。ジャックは普通の非平衡3.5mmで、バランス出力には対応していません。端子を占有するので、Lightning 充電と同時には使えませんが、iPhone 充電は Qi Mag Safe を使うのであまり問題にはならないです。

最近は AirPods Pro で聴いていたのですが、久しぶりに intime 碧 Ti3 を取り出してきて聴いてみました。Lightning 給電ですけれど Ti3 をちゃんとドライブできて、特徴的な重低音やメリハリのある高音が再生されます。

昨年に入手した final A3000 も試してみましたが、こちらも Ti3 とは少し異なる方向性の低音やシャープな高音が楽しめます。やや能率の低い印象のある A3000 ですが、ボリュームを上げ目にすれば十分な音量が出ました。イヤホンの個性がちゃんと現れる良いアンプです。

今のところ聴いているのは AAC ですけれど、サービスが始まってロスレスやハイレゾ音源を聴いてみるのが楽しみです。スペックでは 32bit/384KHz まで再生可能なので、24bit/192KHz までの Apple Music 向けにはちょっとオーバースペックですけれど。Apple のこれまでの例に従えば、6月サービス開始というのは6月末のことでしょうね。

特にアナウンスはないですけれど、iTunes Store の方は変更なしですかね…

iPhone 用ワイヤレスイヤホンの Beats X

Beats の新しいワイヤレスイヤホン Beats X です。
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Appleの新しいワイヤレスチップ W1 を搭載したワイヤレス イヤホン・ヘッドホンも、Beats Solo 3PowerBeats 3AirPods に続いて4機種目です。

待望の AirPods なのですが、遮音性が低くて外の音がよく聞こえます。使用状況によって利点・欠点の両方となりうると思うのですが、私が使った感想では電車だとノイズに負けてしまいます。結局、AirPods は歩く時と室内にいる時に使うようになりました。路上だと、あまり音が聞こえないのもかえって危ないですものね。

最初に出た Solo 3 と PowerBeats 3 は充電にUSBを使います。Android でよく使うタイプではあるのですが、iPhone で充電に使う Lightning とは異なるケーブルなので、結局ケーブルを複数用意することになります。

電車だともっぱら PowerBeats 3 Wireless を使っているのですが、ケーブル以外にも、耳にかけるハンガーはちょっと気になります。

Beats X は充電は Lightning なので、iPhone と同じケーブルで充電できるのはいいですね。ハンガーがないのも良さそうです。

ケーブル無しで先進的な AirPods も便利ですが、やはりリモコンはついていると便利ですよね。

評価記事を読んで見ると、音質は PowerBeats 3 よりも落ちるという記事と、むしろ低音を強調した Beats サウンドではなく、AirPods 寄りのナチュラルなサウンドで Beats X を評価するという記事と、2パターンあるようですね。

買って使ってみようかな…

Apple iPhone 7 Plus と Apple Watch Series 2 が発表になりました

日本時間の今朝2時から発表会のイベントがあり、Apple iPhone 7 Plus と Apple Watch Series 2 が発表になりました。

 Pay

  • iPhone – Apple(日本)
  • Watch – Apple(日本)

いつもながら、デザインはあまり変えないままに、CPUやグラフィック・コントローラーが強力になり、タプティック・エンジンを搭載してホームボタンがタッチ式になり、カメラや液晶が強化されてより美しくなりました。

一見大差ないようで、手にしてみると大きな変化が実感できるのがApple製品の素晴らしいところです。

それ以外に、今度のモデルには大きな変化が二つありました。一つはイヤホンジャックが廃止されたことです。2台くらい前からイヤホンは Bluetooth を使っていたので、イヤホンジャックの廃止は歓迎です。しかし、Bluetooth は接続が不安定で、しばしば接続されなかったり、接続に時間がかかるのが難点と感じていました。複数メーカのイヤホンを使ってみたのですが、あまり症状は変わらないので、Bluetooth の規格そのものの欠点のように感じています。

しかし、Apple の W1 と称するチップセットを搭載した AirPods が発売されます。ケーブル無しで、左右のユニットが別になった先進的なモデルです。このタイプのイヤホンは持っていませんでしたし、Apple純正ならば接続のトラブルも無さそうです。入手して使ってみるのが楽しみです。

もう一つは、 Pay のおサイフケータイ(Felica) への対応です。抜かりなく SUICA に対応しているのはさすがです。SUICAを使うためにソニーの Xperia を iPhone と2台持ちしていたのですが、これで一つにまとめられそうです。ただ、今のところは新幹線の EX-IC の対応については何も言われていないのが懸念材料ですが、そのうち対応するのでしょうね。しかし、EX-ICはアンドロイドのバージョンアップになかなか対応しなかった前科があるだけに、ちょっと心配です。

あと、Apple Watch にも Felica を搭載して SUICA が使えるのですが、iPhone と Apple Watch で別のスイカカード扱いになるのは不便です。そもそも、銀行口座そのものであるクレジットカードを直接使うのでなく、デポジット(和製英語ではチャージと呼ぶようですが)の必要な電子マネーを採用するのは馬鹿げています。さらに、それを2枚も持たされてそれぞれの残額を管理することを強制されるとか、とても不便ですね。なんでJR東日本は、こんな使いにくいシステムにしたのでしょう。

電子マネーなのは譲歩するとしても、せめてデポジットは iPhone 内に持ち、接続している Apple Watch から払い出し可能な方式にしてほしかったですね。JR東日本は猛省し、使えるようになる10月までにこのように改めてもらいたいものです。

iPhone に話を戻すと、ボディカラーは今回はつや消しのブラックと、鏡面仕上げのジェットブラックの2種類を用意していて、アップルとしては黒推しのようです。

しかし、私はこれまでずっとスペースグレイの iPhone を使ってきていて、最近はゴールドに切り替えようと iPad をゴールドにしたところなので、iPhone 7 Plus もゴールドを選ぼうと思っています。容量は迷わず256GBです。

それから、Apple Watch はアルミのスポーツモデルが中心となり、ステンレスモデルは扱いが小さくなりましたね。あと、買う時にバンドの選択の幅がすごく小さくなったのが残念。これならば、本体とバンドは別々にも買えるようにしてくれればいいのに。

初代を使った感想だと、スポーツモデルのカバーがガラスなのに対して、ステンレスモデルはサファイアを使っており、液晶の色合いはステンレスモデルの方がかなり明るく鮮やかです。

Series 2 は、ステンレスモデルとレザーバンドを選ぼうと思っています。

iPhone SE が届きました

1週間前に予約してあった、Apple の iPhone SE が届きました。メモリは64GBで、色は迷ったものの結局ゴールドにしました。

iPhone SE

16GBは少なすぎるので64GBにするのは迷わないですね。今までは、ベゼルが黒なのでスペースグレイばかりを選んできましたが、今回は初めてゴールドにしてみました。グレイの iPhone 6s Plus と2台持ちになるので、変化をつけようと思ったのが選んだ理由です。

Apple Store で SIMフリーモデルを入手し、SIMには IIJmio を使っています。ファミリープランでSIMは3枚持っているのですが、そのうちの1枚を使います。

いつもながら、iCloud 経由で以降はとてもスムーズ。SNS系でパスワードを入れなおすのがちょっと面倒ですが、それさえ終われば今まで使っていた iPhone と同じ感覚でそのまま使えます。Apple Music なので移す音楽データも少なくなりました。

むしろ、最近はLINEや2段階認証を移すのを忘れないようにしないと。スマフォの使い方もだいぶ変わりました。

4.7インチの iPhone 6、5.5インチの iPhone 6s Plus を経て久しぶりに手にした4インチですが、片手にぴったり納まって使えるサイズです。

主にイングレスで使うことを目的に買ったのですが、GPSの反応もいいですし、タッチに対する反応もキビキビしています。グリフハックもやりやすい感じで満足しています。

そうそう、イングレスだと落とす可能性も上がりそうな気がするので、ラスタバナナ製のストラップのつけられるケースを付けています。素材はクラレ社の開発した新素材のクラリティのものが硬すぎず柔らかすぎずで、手触りもいので気に入っています。

ストラップは、バンナイズの「帆布のまんまるストラップ」を気に入ってつけています。これを指にひっかけていると、落下防止になる気がします。私はオリーブにしていますが、色も選べますね。

これまでイングレスは4.2インチの Xperia J1 でやってきましたけれど、これで交代になりそうです。J1 はモバイルスイカを使う時だけ持ち出すことになるかな。

SEは番号もつかなかったですしミドルレンジ狙いの機種でもありますし、なんとなく来年は更新されないような気がします。最近は性能も使い勝手も安定してきましたし、2年くらいは使い続けられるかな。

今年は、iPhone 6s Plus を iPhone 7 Plus に更新して、それから Xperia J1 を Xperia X に買い換えるだけかと思っていましたけれど、3月から2台も番狂わせがありました。これ以上はないハズなのですが…

iPhone Lightning Dock で音楽を聴く

ちょっと前に買った、Apple の iPhone Lightning Dock です。

【純正】 アップル Apple iPhone/iPod対応[Lightning] iPhone Lightning Dock スペースグレイ ML8H2AMA

上のは色がグレイですけれど、私が買ったのは白です。白の方が少し安いようですね。

文句を言っている人もいますが、扱いが荒いのでしょうか?特にトラブルもなく、ずっと使い続けています。コネクタ部分だけで支えるので見た目は不安な気がするのかもしれませんが、iPhone をしっかり保持できています。

iPhone 6 からイヤホンコネクタが下側に移ったので、ドックに差して充電しているとイヤホンが入らず、音楽が聴けないと思い込んでいました。。。 よく見たら、Lightning コネクタの横にオーディオジャックがあります。

試しに Bose のイヤホンをさしてみたら、バッチリ鳴ります。ボリュームの位置も iPhone 本体と同じ感じです。シャープで音像のはっきりしたサウンドです。

Bose のイヤホンについているリモコンもちゃんと使え、音量調整もできます。さすが、Apple 製品には手抜きはありません。

Lightning コネクタはデジタル信号だけ出ているそうですから、D/Aコンバーターとアンプを内蔵しているのですね。オペアンプかな?それでこの値段なのは結構安い気もしてきました。

もちろん純正だけあって、トラブルも皆無です。やはり、Lightning イヤホンが出るとしたら、Apple 純正を待つのが良さそうです。

Apple TV でも遊べる Alto’s Adventure

先日家電店に立ち寄って、いつものようにiPad のコーナーに子供が群がってゲームをしているのを横目で見ていたら、iPad Pro が展示してありました。私が注文したのはまだ来ないな〜と思いながらちょっと触れてみたのですが、画面が大きくて便利に使える iPad ですね。届いたらより活用できそう。

そう思いながら試していたら、ゲームの「Alto’s Adventure」が目にとまりました。

Alto's Adventure

山をスキーヤーを、タイミングをあわせて画面のタップやホールドででジャンプさせて、岩をよけたり、ラマを捕まえたり、トリックしたりするゲームです。単純なのですがスピード感があって面白いです。iPad Pro の大きな画面で動きが印象的なのですが、iPhone や iPad だけでなく、Apple TV にも対応しているのを見つけました。

Apple TV だとリモコンのタッチで操作するのですが、むしろ iPhone よりもゲーム機感覚で普通にプレイできます。360円のゲームですが、アプリ内購入もなく楽しめます。

CMのビデオもありますね。

Alto’s Adventure – Trailer

カーナビを Apple CarPlay 対応のモデルにしてみました

ホンダの車に乗っているのですが、この9月から発売になった CarPlay 対応のカーナビ「VXM-165VFi」に積み替えてみました。

Honda Car Play

ホンダ純正のカーナビなので、車のダッシュボードにぴったりはまります。iPhone との接続にはUSBを使うので、ジャックをつけるように指定する必要があります。USBはシガープラグ(今は充電ポートですね)の隣につきます。その横にはHDMIポートもつけてありましたが、対応していないのじゃないかな。

メインメニューから「Apple CarPlay」を選ぶと、iPhone を接続するように促されます。iPhone をつなぐと、上のようなHome画面が出てきます。

車のエンジンをいったん切って、次にエンジンをかけた時にも CarPlay 画面が出て、iPhone をつなぐように促されます。もう CarPlay 以外のことは忘れても良さそうです。

ミュージックを選ぶと、Apple Music の機能がそのまま使えます。iCloudミュージックライブラリや Apple Music のライブラリから曲やプレイリストを選んで再生できます。選曲は画面右下の Home ボタンを長押しして Siri 経由でもできます。

マップも、iPhone のマップの機能をそのままカーナビの画面に呼び出して使え、とても便利です。目的地の指示はカーナビでやってもできますし、Apple Watch で Siri を呼び出して指示することもできます。また、車を走らせていると曲がる位置をボイスで指示するだけでなく、Watch のタップ機能で教えてくれるのも便利です。

iPhone のOSは最新の9.1を使っていますが、バージョンアップの時にどういう対応になるのかは気になります。Car Play 側のアップデートは必要なのでしょうか。必要なら、どうやってアップデートするのでしょうね。Apple Watch のように、iPhone からアップデートするのかな。

昨日まで Car Play がなかったのが信じられないくらい、初日から馴染んで便利に使えます。一応カーナビなので、ナビ機能やCD再生、録音機能なども本体に備えてあるのですが、あまり使う必要はなさそうな。次の機種では、Apple Car Play 専用機を純正で用意してはしいですね。

iPhone 6 Plus にストラップをつけるためにケースを買いました

これまでずっと iPhone 6 Plus はケースなしで使ってきたのですが、ストラップをつけたくなったのでストラップ用ホールのあるケースとして、クラレリア素材のケースを買ってみました。

ラスタバナナ iPhone6 Plus(5.5インチ)用 イージーハードケース クリア 1159IP6B

色はクリアな透明を選びました。iPhone のデザインの美しさを邪魔しないケースです。

クラレが開発した新素材のクラレリアだそうですが、ハードケースのような如何にもカチカチのプラスチックというのではなく、その一方ソフトケースのように柔らかすぎてずれる感じもありません。ストラップ部分の強度はちょっと心配ではありますが、プラスチックよりは弾力があるので割れにくいといいな。

手触りも滑りにくい感じです。iPhone 6 のアルミ素材はちょっと滑る感じがしていたので、かえってしっかりホールドできるようになったかもしれません。

バンナイズ 帆布 の 中 くらい の まんまる ストラップ ( 8号 帆布 製 : カーキグレー × レッド ステッチ )

ストラップは、Xperia Z4 でも使っている、バンナイズ製 帆布のまんまるストラップ をつけています。この輪を薬指にとおして持つと、片手で持っても iPhone が安定する感じです。色はカーキグレーの黒の2つを持っているのですが、多種出ているので選べますね。

iTunes Match を使ってみて

ー昨日、何の前触れも無く突然 Apple の iTunes Match サービスが始まりました。解説するニュースがたくさん出ていますが、自分が持っている iTunes の音楽ライブラリを全部 iCloud に預けて iPhone や iPad で聴くサービスです。iPhone に入れる曲を選んで同期する面倒な作業から解放され、ライブラリの好きな曲をいつでも聴けます。

米国では2011年から開始されていたサービスで、使いこなしのための記事も当時いろいろ出ました。

日本でなかなかサービスが始まらずに、3年以上もじらされて利用者が殺到しているためか(たぶん、それも上限の曲数に近い重量級の人ばかりw)マッチング作業にやたらと時間がかかるようですが、そのうち処理サーバーも空いてきて解決するのでしょうね。

改めて日本で使えるようになってみると、まず上限が2万5千曲というのはかなり厳しい制限ですね。私の場合は6万5千曲くらい入っていますので、とても全ての曲を入れることはできません。

また、iTunes Match を使うことにすると、iPhone や iPad の音楽ライブラリは iTunes Match のライブラリに置き換わってしまい、iTunes と同期することが全くできなくなってしまいます。

また、ちょっと試してみて思ったのですが、元の音楽ファイルが Apple ロスレス だとしても、マッチングするとAAC256Kbps の曲になっている気がします。AACに変換してから Apple へ送ってマッチングするそうですから、どのみち 256K AAC で登録されるのでしょうね。

つまり、iTunes Match を使うとライブラリの音楽を全て入れることはできない上に、ロスレスやハイレゾの曲を選んで iPhone に入れることができません。この1年でハイレゾ音源を聴くようになり、iTunes にも 24bit/48KHz の Apple ロスレス音源を入れて iPhone で聴いていただけに、これはかなりのマイナス点です。

そこで思い出したのが、2012年に TidBITS に掲載された記事「私がなぜあえて iTunes Match を試し、実際気に入ったか」です。

Option キーを押しながら iTunes を起動すると音楽ライブラリを選択できますけれど、この機能を使って iTunes Match 専用の iTunes ライブラリを作ります。このライブラリには、iTunes Match に入れることを前提にして、2万5千曲の上限に注意しながら、AAC や MP3 のアルバムだけを入れることにします。普段はメインの iTunes ライブラリを使い、iTunes Match の音楽を管理するときだけこちらのライブラリに切り替えます。

不要な曲を外すときにも、このライブラリから曲を削除すれば iTunes Match から曲が削除されるようです。設定->詳細から「ライブラリへの追加時にファイルを iTunes Media ファイルにコピーする」をオフにしておけば、曲ファイルの重複によってディスク容量を無駄にすることもありません。

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結局、iPhone は今まで通り iTunes と同期してロスレスの音源を聴くことにし、LTE iPad mini を iTunes Match に設定してライブラリの曲を聴くことにしました。

しかし、よく考えてみると、1曲あたりのファルサイズを平均10MBとすると、2万5千曲=25K曲ですから、10MB × 25K はたったの 250GB ですね。iTunes Match のような面倒な有料のしくみを作らなくても、ディスクサイズが 250GB の iPod Classic を出してくれればそれで済むような。いまの iPod Classic も 160GB ですものね。

iPhone で楽しむハイレゾオーディオ

来週の金曜日の12月7日にハイレゾ音源対応ウォークマンの NW-ZX1 が発売されるのですが、その前に iPhone で 24bit / 48KHz のハイレゾ音源が楽しめることに気がつきました。

ハイレゾ音源は、サンプリング周波数が 96KHz や 192KHz のものが多いので、48KHz だとCDの音と変わらないかと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。16bit が 24bit に変わるだけでも情報量は1.5倍になりますし、1ビットで丸めていたところをさらに8ビット分のデータで256段階にサンプリングするわけですから、いい音になりますね。

もとから 24bit / 48KHz のWAVデータがDVDに入っていた「Levin Minnemann Rudess /LMR」は、そのまま WAV ファイルを iTunes に読み込ませ、Apple ロスレスファイルにエンコードすることで、24/48 のファイルが作れます。

また、HDTracks や e-onkyo などで入手した FLAC ファイルは、AudioGate アプリなどを使って 24bit/48KHz の ALAC (アップルロスレス)にエンコードしてファイルを iTunes に登録すると聴くことが出来ます。これでも、CDよりもシャープで楽器の音の輪郭がはっきりした良い音が聴けます。CDとは別世界が開けます。

いままで聴いてきたアルバムが、さらにいい音質で聴けるのはとても楽しいです。

これで、iPhone でもハイレゾ音源が十分楽しめます。あとは、DVD-Audio、Blu-ray Audio や SACD のリッピングが出来るようになれば、さらに楽しめますね。CDからPCに取り込むのは、お金を支払ったユーザーの当然の権利として認められると思うのですが、DVDやBD,SACDに対してもPCに取り込んで楽しむ権利を要求したいです。

メーカーは、個人の範囲でなら合法的にリッピングすることを認めるべきですね。そうしなければ、ハイレゾオーディオも盛り上がらないですよ。盛り上がらなければ、プレイヤーもディスクもハイレゾ音源も売れないと思います。また無意味な著作権にこだわって失速する轍を踏むのでしょうか。