ギターのアンプで有名なマーシャル社の Bluetooth ヘッドホン、ちょっと前にアマゾンで注文してあったのが届きました。
アマゾンのマーケットプレイスでRAREWAVES-JPから買ったのですが、発送は英国でした。英国製のマーシャルですし、本物っぽくていいですよね。
上の写真で見える右耳ユニットの下部には、充電用のUSB端子、アナログ接続用のジャック、それから電源とBluetooth接続のためのボタンが見えています。
電源ボタンを長押しすると、白いランプが点滅して電源が入ったことを示します。接続先が見つかれば、そのまま接続します。
接続モードに切り替えるには、このボタンをダブルタップします。すると接続モードに切り替わり、青のランプが点滅します。最初は、ここに気がつかなくて少し手こずりました。一度接続してからは、順調に使えています。
電源ボタンを長押しすると、赤のランプが点滅して電源が切れます。動作モードを色で区別するので、わかりやすいです。
この写真では隠れていて見えないのですが、左耳ユニットの後ろ側の下角に金色のノブがあります。これが押し込むボタンだけではなく、4方向へ動くスイッチも兼ねています(リンク先のアマゾンのページでは写真が見られます)。
押し込むと再生・一時停止を切り替えます。上へスライドさせると音量アップ、下でダウンです。右へスライドさせると次の曲、左で前へ戻ります。これも直感的に操作できて、わかりやすいです。ユーザインターフェースはよく考えられていて、使いやすいので好感を持ちました。
付属品は、充電用のUSBケーブルと、アナログ接続用のケーブルです。こちらはギターのケーブルのようにカールしています。付属品はこれだけで、Beats のように持ち運びのケースはついていません。折りたたみできるので、持ち運び用のケースはあっても良かった気がします。
さて、肝心のサウンドですが、低音域はかなり迫力があります。想像以上のボリュームで、Beats Solo3 よりも強烈かもしれないです。しかし、その分中低域も厚く迫力のあるサウンドです。Beats と同様に、分厚くはあっても音像はかっちりしており、楽器の音がよく聴こえます。この辺りはさすがにギターアンプのメーカーだと感じます。Bose だと低域の音量は出るのでが、音像がぼやけるきがするのですよね。
そして、中音域から高音域の音色が素晴らしいです。ドラムもそうですけれど、キーボードやギターも期待したとおりの音が出ていると思います。
ディープ・パープルやレインボーでリッチー・ブラックモアのギターを聴いてみても、ELPやUKのキーボードサウンドを聴いてみても、イメージどおりの音が聴けます。これに迫力のあるベースやドラムの音が加わるいいサウンドです。ロックやジャズロックを聴くにはぴったりのサウンドだと思います。
ディープ・パープルの『Made in Japan』も、最近のケビン・シャーリーミックスはかなり低音域を厚くして現代的なサウンドにしてありますが、このヘッドホンを使うとそんな補正が自動的にかかる感じです。最近のメタルを聴いても迫力はすごいです。
欲を言うと、もうちょっと高音域がシャープでもいい気もするのですが、まだそんなに鳴らしていないのでエージング効果で音が変わるかもしれません。最近買った Beats Solo3 もしばらく鳴らしていたら高域がシャープになりましたし。このマーシャルのヘッドホンもどう変わるか、期待しつつ聴きこんでみます。
明日届くはずの UK ボックスセットの音をこのヘッドホンで聴いてみるのも楽しみです。