予約開始日の朝に出遅れて注文した Apple AirPods、来年の出荷なのか1月15日到着予定となっていたのですが、年内最後の出荷に間に合ったらしく昨日届きました。
開封してみると、まず小さくて軽いのが印象的です。iPhone の隣でケースのふたを開けるとすぐに接続されて使えるようになります。Bluetooth ワイヤレスイヤホンは接続がいつもストレスの種でしたが、AirPods はそんなことはありません。
電源スイッチがなく、使い始める時に余分な操作が必要ないのもいいですね。ケースから取り出して、耳にセットするだけですぐ使えるようになります。片方だけつけても認識されて音が出るので、ゲームの音を聞く時にも向いています。通話のためのヘッドセットとしても便利に使えます。
一度iPhoneで接続すれば AppleID と紐付けされるようで、iPad や Mac での使用もまったく問題ありません。Air Play のメニューから AirPods を選ぶだけですぐに切り替わります。これだけで、他社のイヤホンを使う気がなくなりますね。Apple の W1 チップを搭載している AirPods や Beats の最近のイヤホンと iPhone/Mac の組み合わせは強力です。iMac の前で常用するイヤホンも AirPods になりそうです。
EarPods と同様に、AirPods も耳にぴったりはまるので落ちる心配はまったく感じません。イヤホンが外れてトラブルになるのはケーブルを引っ掛けた時だけでしたから、ケーブルれすの AirPods はまったく心配なさそうです。耳に引っ掛けるハンガーはあまり好きでなかったのですが、AirPods はハンガーなしなのが嬉しい。メガネとも干渉しないです。
iPhone を机の上に置いて家の中を歩いてみましたが、Bluetooth のアンテナ感度は Beats の PowerBeats3 とあまり変わらないです。チップセットが同じなのだから当然かな。初代の PowerBeats は切断や瞬断に悩まされましたが、そんな心配はなさそうです。
肝心の音質ですけれど、EarPods よりはずっといい音でだと思います。低音域もちゃんと出ていますし、高音域もシャープです。ギターの歪み感も良く聞き取れます。PowerBeats のハウス向けの重低音の量感を重視したサウンドに比べると、フラットで色つけの少ない自然なサウンドだと思います。
普段使うイヤホンは、PowerBeats3 に変わって、この AirPods になりそうです。