The Moody Blues / In Search Of The Lost Chord: 50th Anniversary Edition

ムーディ・ブルースの1968年発表のサードアルバム『失われたコードを求めて』の50周年記念版、11月2日発売です。

The Moody Blues / In Search Of The Lost Chord: 50th Anniversary Edition

公式サイトにもオーダーと説明のページがありますけれど、メディア版はCD3枚とDVD2枚のセットです。

CD1はオリジナルステレオミックスのリマスター版、CD2は2018版の新しいミックス、そしてCD3にはBBCセッションやシングルバージョンを収録しています。

DVDには2018ミックスのステレオと5.1chサラウンドを24bit/96KHzのハイレゾで収録しています。DVD2には当時のBBCテレビやフランスのテレビの映像を収録しているそうです。

他に、アナログLPバージョンや、リマスター部分のみを収録したCD1枚のパッケージもリリースされるそうです。

アマゾンデジタルや Apple Music / iTunes Store にも、50周年記念デラックス版があり、CD3枚部分の音源を収録しています。「Legend of a Mind (Mono / Single Version)」が先行配信されています。

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MQA の技術と再生される音データ

MQAはどういうものなのかよく分からないまま、なんとなく音がいい気がしてユニバーサルからリリースされているMQA CDの「ハイレゾCD
名盤シリーズ
」を買っています。

ハイレゾCD 名盤シリーズ 洋楽 International Music

ユニバーサルのサイトに書いてある「時間軸解像度」の話は納得いかないのでモヤモヤしていたのですが、MQAを開発したBob Stuart氏のサイトを見ると少しわかった気がしました。

英国MQA社のサイトから「How It Works」を選び、宣伝記事をスクロールして一番下まで行くと、Bob Stuart 氏のサイトへのリンクがあります。

このサイトで「MQA Playback」「MQA CD: #1 Origami and the Last Mile」そして「MQA CD: #2 Some examples」を読んで少しわかった気になりました。

MQAには24bitでデータを構成する本来のフォーマットであるMQA-24と、これをCDに収録するために16bitに切り詰めたMQA-16(MQA CD)の2種類があります。これは分けて考える方が良さそうです。

MQA-24は、24bit192KHzのPCMデータを、24bit48KHzに圧縮することを主目的に作られているようです。この時には、圧縮方式はロスレスで、高い周波数成分のデータは、低い周波数成分のノイズレベルのところに隠しているそうです。HDCDで使われたのと同じような手法でしょうか。(私は数学的詳細は理解していないのですが、図を見るとそんな感じです)

これをCDに収録するためにビット数を減らしたのがMQA-16で、高周波成分の再現も、再生した時のノイズの面でもMQA-24に比べると劣る面があります。高音域もロスレスではなくなり、ロッシー化処理を行っているように見えます。MQA-16は CD や AirPlay 経由の再生に適合可能なデータ量だとあります。

MQA CD: #2 Some examples」のグラフを見ると、MQA-24では40KHz以上のデータも再生されていますが、MQAデコードしてもMQA-16のデータは30KHzから低下し始めているのが見て取れます。記事には36KHzまで再生できているとあります。

そして、当然のことながらMQAデコーダなしのCDフォーマットで再生すると22KHzでデータはスパッと切れます。CDのサンプリング周波数は44KHzなので原理的に当然ですね。そして、MQA-16をレッドブック規格のCDで再生した時にも、ノイズレベルはCDとほとんど遜色がないこと。またMQA-16はMQA-24に比べて15KHz以上の高い周波数領域でややノイズレベルが上昇することが論じられています。

これから読み取れることは以下だと思います。

・MQA-CDをデコーダなしで再生した時には再生自体はCDと変わらない。
・MQA-CD(MQA-16)をデコードして再生すると、24bit/48KHzよりは再生帯域が広いが、24bit/96KHzのPCMには及ばない。
・MQA-24のデータ量は24bit/48KHz相当であり、ここに24bit/192KHzのデータを盛り込めるところに最大の特徴がある。

やはり、MQA-CDの真のポテンシャルを見るにはデコーダーが必要ですね(当たり前)。CDで再生して音がいいと思うのは、CDへ音を記録するためのプロセスの効果でしょうか。
そして、MQA-24の真価を発揮するのは元ソースが24bit/192KHzのデータの時ということになるでしょうね。データ量が48KHz相当なのに、元ソースのクオリティで聴けます。MQA自体で音質が改善されるわけではないですね。

そう思って e-onkyo などのMQAファイルを見ても、元データが24bit/96KHzのものが多いようです。元ソースが192KHz、あるいはこれ以上のクオリティの音源をソースとするファイルで試してみたいと思いました。

これで、単なるリスナーとしてはだいぶ謎が解けた気分です。やはり、元の開発をした人の話はわかりやすいですね。

MQAには容量を小さくする効果があるので、ウォークマンなどのポータブルプレーヤー向けに MQA-24やMQA-16のエンコーダーが公開されると役立つと思いました。ソニーが Music Center for PC にMQAエンコーダーを搭載してくれると嬉しいですね。

大貫妙子 / Romantique / Aventure のハイレゾ版

大貫妙子のヨーロッパ3部作、『ROMANTIQUE』と『AVENTURE』がアナログLP発売と同時にハイレゾ配信、それから iTunes Store で配信されました。

大貫 妙子 / ROMANTIQUE (Mastered by Bernie)

大貫 妙子 / AVENTURE (Mastered by Bernie)

大貫 妙子 / MIGNONNE (Mastered by Bernie)

少し前にリリースされた MIGNONNE も iTunes Store で配信されていたのですね。

iTunes Store だと2100円、e-onkyo.com のハイレゾ版で3200円です。この価格差なら、ハイレゾ版の方にしようかな。

この後のアルバムも、リマスタリングしてアナログLPやハイレゾでリリースされますのでしょうね、楽しみです。

Yes / The Steven Wilson Remixes

イエスのアルバムのスティーブン・ウィルソンの手になるリミックスを集めたボックスセットですが、アナログ盤が出るというニュースを聞いてはいたのですが、ハイレゾ版や Apple Music でもリリースされました。

Yes / The Steven Wilson Remixes

ハイレゾ版は、FLACで 24bit/96KHz です。ハイレゾ版はBlu-ray Audio で入手したので新たに手に入れようとは思わないですが、まだ入手していなければ、まとまっていてしかも比較的安価なので良いですね。

これまでリミックス版は配信がなかったですけれど、Apple Music に載ったのは嬉しいです。リミックス版の全アルバムが纏まっていて聴きやすいです。ただ、Apple Music 版はLP片面を占める長い曲がいくつかに分割されて収録されているのがちょっと気になります。

King Crimson / Live in Vienna が HDtracks に載りました

キング・クリムゾンの2016年12月のライブを収録した『King Crimson / Live in Vienna』の海外版、HDtracks にハイレゾ盤が載りました。

King Crimson / Live in Vienna

ハイレゾと言っても 24bit/48KHz で30ドルです。でも、16bit/44KHz で、しかも伝送の時に音質が劣化するCDよりは遥かに音がよさそうです。

HDtracks は地域制限がかかっていて正規には入手できないものが多いのが難点ですけれど、King Crimson には制限がないのが嬉しいです。制限かけないでね。

Live in Vienna は以前に日本盤を買いましたけれど、今回の海外版はCD3の内容が異なります。サウンドスケープも興味深いですけれど、Fracture が収録されているのも大きいです。

HDtracks にきっと載ると思ってCDはオーダせずに待っていたのですが、正解でした。これで、日本盤の方のCD1とCD2は iTunes ライブラリから消してもいいかな。

Marillion / Brave Deluxe Edition

マリリオンが1994年に発表したアルバム「Marillion / Brave」のデラックス版、発売になりました。

Marillion / Brave Deluxe Edition

4CD+Blu-ray Audio のセットで、CD1はスティーブン・ウィルソンの手になる2018リミックス、CD2は1994年のオリジナルミックス、CD3とCD4は1994年のライブを収録しています。Blu-rayには、24bit/96KHzのハイレゾでステレオと5.1サラウンドを収録しています。

そして、CD収録部分は Apple Music にも載っていてすぐに聴けます。ハイレゾの配信は無いようですね。

Apple Music には Brave 1998年リマスター版も載っているので、聴き比べにもいいですね。

スティーブン・ウィルソンのリミックスも魅力的ですが、やはりオリジナルのリマスター版の方が良いなと思うこともあるので、聴き比べできるのは楽しいです。

Emerson, Lake & Palmer 最初の頃のアルバムの2016リマスター盤のハイレゾ配信

昨日、エマーソン、レイク&パーマーのアナログ盤の話を書いて、アナログ盤は2016リマスターなのが入手した理由だという話を書きました。

それからふと思いついてHDtracksをチェックしてみたら、ファースト、タルカス、トリロジー、頭脳改革の4枚もいつの間にかソニー版の2012リマスターから、BMGの2016リマスターのハイレゾ版に差し替えられていました。もちろん、24bit/96KHzです。スティーブン・ウィルソンやジャッコのリミックス版は無くなっています。未発表トラックが多数収録されている頭脳改革のデラックス版はそのまま残っています。

mora や e-onkyo などの日本のハイレゾ配信サイトは、まだ2012リミックスのままになっていますね。ダメダメです。あれはちょっとお勧めできない音源だと思うので、入手するならHDtracksでしょう…と言いたいところですが、国制限がかかっているので日本からでは(正面からは)買えないですよね。

BMGが iTunes や Apple Music の音源も2106リマスターに差し替えてくれることを望みたいところですが、ダメっぽい感じですね。残念。

タルカスと頭脳改革のアナログLPは届いたのですが、録音する気がちょっと失せたりして。しかし、昔のアナログの音も聴いてみたい気もしますよね。どうしようかな。

Emerson, Lake & Palmer (Analog LP)

Emerson, Lake & Palmer / Trilogy (Analog LP)

Chris Squire / Fish Out of Water (Remastered and Expanded)

イエスのベースだったクリス・スクワイヤの1975年のソロアルバム『Fish Out of Water』、リミックス盤が4月27日に発売されます。

Chris Squire / Fish Out of Water (Remastered and Expanded)

CD版は、ジャッコの手になる 2018ミックスを収録したCD1と、1975年オリジナルミックスの2018リマスターの2枚組で、クリス・スクワイヤとアラン・ホワイトのシングル曲も収録しています。

ボックスセットは、CDに加えて24bit/96KHzのハイレゾステレオとサラウンドを収録したDVD1、プロモフィルムとインタビューを収録したDVD2、そしてアナログLPとアナログEPをセットにした7枚組です。

ボックスセットを買うほどでもないかなと思いますけれど、この手の企画盤は Apple Music に載らないことが多いので、CDの入手を考えますかね。CD音源相当のハイレゾ版が入手できるのが一番良いのですけれど、どうかな。

Led Zeppelin / How the West Was Won 2018リマスター版 Blu-ray Audio

レッド・ツェッペリンの1972年のライブを収録したアルバム『Led Zeppelin / How the West Was Won』の、ジミー・ペイジの手になる2018リマスター盤、3月23日発売です。

Led Zeppelin / How the West Was Won 2018 remaster

Blu-ray Audio の他に、CD、LP、ボックスセットでもリリースされます。まだ Apple Music には載っていませんけれど、すでにページは用意されているので、3月23日から聴けそうです。

Blu-ray Audio には 96KHz/24bit のステレオとサラウンドが収録されているそうです。今持っているのはDVD-Audioの48KHz/24bit版なので、リマスタリングに加えてさらにいい音で聴けそうです。

レッド・ツェッペリン50周年の一環で発売されるこのアルバムですが、ほかのライブはリリースされないのかな。1977年のフォーラムのライブとか、リリースしてほしいですよね。

ソニーのレコードプレーヤー PS-HX500

ELP、エマーソン、レイク&パーマーのボックスセット『Fanfare』を買ったので、セットに入っているアナログLPやシングルを聴くためにレコードプレーヤを買うことにしました。選んだのがソニーのPS-HX500です。

ソニーのレコードプレーヤー PS-HX500

5万円とちょっと高いですが、PC/MacにUSB接続してハイレゾの24bit/192KHzでWAVファイルが作れるのが良いと思います。まあ、実際は24bit/96KHzでデジタル化すると思うのですが、後から加工するにしても、非圧縮のWAVで元ファイルを作りたいですよね。

あと、ソニーのサイトからPC/Macの録音アプリをダウンロードできるのと、使い方がYouTubeに解説されていて、それを見ると必要な作業は一通りできそうなのが良いです。最新版の macOS でもインストールして起動はできました。

DENON の200USB-K というプレーヤーもあり、こちらは直接USBに録音できるのは良いのですが、192bpsのMP3を直接作ってしまうのがちょっと難点。さらに、編集用のアプリがウインドウズ専用で、しかもバージョンがVista対応と、Windows10で動くのかどうかちょっと不明なのもマイナス点となりました。手間をかけてLPレコードをデジタル化するので、音質優先とすることにしました。

しかし、アナログレコードとなると、取り扱いが面倒ですよね。あと、プレーヤーの置き場所をどうしようかな…