Yes / Yes 50 Live

イエスの50周年を記念したライブから、2018年7月20日、21日のフィラデルフィアの公演がライブアルバム『Yes / Yes 50 Live』としてリリースされます。

Yes / Yes 50 Live

昨年の2月に名古屋で見た Yes 50 ライブと同じ雰囲気の演奏が聴けそうです。

また、この日はトニー・ケイだけでなく、パトリック・モラーツやトレヴァー・ホーンも客演したそうですので、そちらも楽しみです。

日本盤もアナウンスされています。Apple Music にもそのうち載るでしょうね。

Yes 2019年2月19日 名古屋公演 へ行ってきました

スティーブ・ハウのイエスの名古屋公演へ行ってきました。日本ツアーの初日で、前回の2016年のライブと同じく会場は Zepp Nogoya です。50周年記念ツアーということで、YES50のロゴが背景のスクリーンにも登場していました。

Yes50 at Zepp Nagoya

SEの「火の鳥」をバックにメンバーが登場し、ジェフリー・ダウンズが奏でるオルガンから「Parallels」がオープニングです。背景のスクリーンにもアルバム「Going For The One」のジャケットが浮かびます。ジェイ・ジェレンとビリー・シャーウッドとリズムが若返ってシャープな演奏になったと感じました。その次は「Sweet Dreams」、スティーブ・ハウが在籍していなかったセカンド・アルバムの「Time and a Word」から選曲するとは思いませんでしたけれど、新しい曲に取り組む姿勢は良いですね。

3曲めは「Fly From Here」、最近トレバー・ホーンのボーカルに差し替えたアルバムがリリースされましたけれど、ドラマ期の曲ですし、ジェフリー・ダウンズが在籍しているメンバーで演奏するのにふさわしい曲ですね。

その次は「Nine Voices」、聴いた時にはわからなかった曲でしたが、「ラダー」に収録されている曲ですね。ギターとキーボード担当でしたが、ビリー・シャーウッド在籍時代の曲ですね。また改めて聴いてみようかな。

それから、スティーブ・ハウのソロコーナーになって「Clap」。会場から手拍子もあるリラックスした雰囲気で演奏が進みます。続いて、ジョン・デイヴィソンとスティーブ・ハウのデュエットで「Madrigal」、アルバム「トーマト」の曲が取り上げられたのも意外でした。

ここで、アナウンスとともにキーボードのトニー・ケイが登場して「Yours Is No Disgrace」、やはりその曲を作ったオリジナル・メンバーが加わると迫力が違います。元の曲のイメージを明確に持っているからでしょうか。カバーとは違うようですね。

ここまでが第1セットで15分休憩となりました。スクリーンには、黄色のYES50ロゴが写し出されています。この間に、入場前に買ったスティーブン・ウィルソン版の「危機」の写真をインスタにあげました。スティーブン・ウィルソン版はすべて Blu-ray 版を入手していたので買うかどうか迷ったのですが、ジャケットも異なることですしライブ記念で「危機」を買うことにしました。

Steven Wilson Close To The Edge

第2セットが始まる頃には、YES50のロゴが黄色からグリーンに変わりました。この色から予想される通り、第2部は「Close To The Edge」です。しかし、その後「And You And I」そしてアラン・ホワイトが登場して「Siberian Khatru」と続いて「危機」完全再現になるとは思いませんでした。3日連続公演の東京では危機の完全再現がアナウンスされていましたけれど、名古屋で再現されるとは思っていませんでした。直前に写真をアップロードしたこともあり、感激もひときわ。

前回、「危機」と「サード・アルバム」の再現ライブを見た2012年の東京公演では、ベースはクリス・スクワイヤの公演でしたね..

ここからアンコールになり、再びアラン・ケイが登場して「No Opportunity Necessary, No Experience Needed」、これもセカンドアルバムの曲でオリジナルを知っているアラン・ケイが大活躍です。続いて、スティーブ・ハウのギターに導かれて「Roundabout」、この曲がないとイエスのライブらしくないですよね。アラン・ホワイトも登場して本物の演奏です。

アラン・ホワイトが出てきて手の空いたジェイ・シェレン、キーボードの後ろでタンバリンを叩いているたら、ジョン・デイヴィソンが並んで2人タンバリンなのが微笑ましかった。

これでお開きかと思ったら、もう1曲「Starship Trooper」。サードアルバムから好きな曲が聴けて嬉しかったです。

前回の「海洋地経学」の演奏もそうでしたけれど、今回もスティーブ・ハウが楽しそうにギターを弾いて、他のメンバーがそれを支えて演奏する楽しいライブでした。ジョン・デイヴィソンのボーカルにもすっかり耳に馴染んで、ジョン・アンダーソンよりも好きかもです。

Yes / Live In New Haven 1974 / Live In London 1978

Alive the Live シリーズから、イエスの1974年のライブ『Yes / Live In New Haven 1974』と、1978年のライブ『Yes / Live In London 1978』が1月25日にリリースされます。

Yes / Live In New Haven 1974

Yes / Live In London 1978

1974年の方はパトリック・モラーツが在籍時のライブでアルバム「リレイヤー」の曲を全曲演奏しています。少し前に、「Live in Boston 1974」がリリースされましたけれど、あのライブに「スーン」と「儀式」が加わった2枚組です。スティーブ・ハウのギターが欠落しているQPRのライブかと思いましけれど、あれは1975年だったはずですし別物ですかね。

もう一つ、1978年の方はアルバム「トーマト」の後のツアーです。こちらは10月28日のウェンブリーの演奏とありますね。私が持っているブート音源よりも曲数が多いです。

このシリーズは、ジャケットの画像もブート品質ですし、音質もいかにもラジオ音源って感じではありますけれど、聴いてみたくはなりますね。

Yes / Live in Boston 1974 King Biscuit Flower Hour

イエスの1974年、パトリック・モラーツがキーボードに在籍していた時代のライブ盤『Yes / Live in Boston 1974 King Biscuit Flower Hour』です。

Yes / Live in Boston 1974 King Biscuit Flower Hour

ラジオ番組のキング・ビスケット・フラワー・アワーを音源としていて、ブートでも有名です。私も、アナログLP時代のブートで、A面にオープニングのサウンド・チェイサー」それから「ラウンドアバウト」、B面に「錯乱の扉」を収録したものを持っていて、よく聴いていました。

ブートの時からあまり音が良いとは思いませんでしたが、リマスタリングされたCDで聴いてみてもあんな音ですし、収録した時からこんなサウンドだったのでしょうね。とはいえ、ブートとは雲泥の差の音質ですし、入手する価値はあると思います。

ブートに比べると、曲は「危機」「同志」「トゥ・ビー・オーバー」が追加されていて、「リレイヤー」の曲は3曲とも入っています。

このころのライブは、レーザーディスクでリリースされたライブビデオでも「儀式」や「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス」を演奏していますし、この頃のライブの完全版があれば聴いてみたいですね。

Yes / The Steven Wilson Remixes

イエスのアルバムのスティーブン・ウィルソンの手になるリミックスを集めたボックスセットですが、アナログ盤が出るというニュースを聞いてはいたのですが、ハイレゾ版や Apple Music でもリリースされました。

Yes / The Steven Wilson Remixes

ハイレゾ版は、FLACで 24bit/96KHz です。ハイレゾ版はBlu-ray Audio で入手したので新たに手に入れようとは思わないですが、まだ入手していなければ、まとまっていてしかも比較的安価なので良いですね。

これまでリミックス版は配信がなかったですけれど、Apple Music に載ったのは嬉しいです。リミックス版の全アルバムが纏まっていて聴きやすいです。ただ、Apple Music 版はLP片面を占める長い曲がいくつかに分割されて収録されているのがちょっと気になります。

Yes – The Drama Line-Up / Fly From Here – Return Trip

イエスの50周年を記念したアルバム『Yes – The Drama Line-Up / Fly From Here – Return Trip』です。

Yes - The Drama Line-Up / Fly From Here - Return Trip

バンド名の「Yes – The Drama Line-Up」が表すように、ドラマを録音した時のイエスのメンバーである、アラン・ホワイト、スティーブ・ハウ、クリス・スクワイアに、ジェフリー・ダウンズ、それからボーカルのトレバー・ホーンが加わった5人編成の音源です。2011年のスタジオアルバムである「Fly From Here」はボーカルにミステリーのベノワ・デイビッドを迎えて録音されていましたが、サウンドは「ドラマ」の続編とも思えるものでした。ボーカルをトレバー・ホーンが担当したリミックスアルバムとなれば、完成度も一段と高まりそうです。

ファンイベントのCDなので入手困難になるのかと思っていたのですが、PledgeMusic で発売されるのも嬉しいですね。わたしはダウンロードを選択しましたが、 CDやアナログLP、そしてファンイベントのチケットとセットも用意されています。

Yes / Topographic Drama – Live Across America

イエスの2017年のUSツアーのライブを収録した「Yes / Topographic Drama – Live Across America」、11月24日発売です。

Yes / Topographic Drama - Live Across America

日本公演は2016年に行われましたが、その時は「海洋地経学の物語」から、このCD2に収録しているのと同じ曲目、「The Revealing Science Of God」と「Ritual」、それから間奏部をギターソロで「Leaves Of Green」を演奏していました。

そして、CD1の方は、アルバム「Drama」の再現ライブです!日本公演では聴けませんでしたが、ライブがリリースされるならまあいいかな。

先行配信曲もないので、まだ Apple Music には載っていませんが、iTunes Store には予約ページができています。アマゾンデジタルにも載りますね。

Yes / Live At The Boston Gardens, December 1974

イエスの1974年ボストン公演のライブ音源「Yes / Live At The Boston Gardens, December 1974」です。

Yes / Live At The Boston Gardens, December 1974
Yes / Live at the Boston Gardens, December 1974

パトリック・モラーツが在籍したアルバム「Relayer」の後のライブです。昔、この音源のアナログLPのブートを持っていてよく聴きました。海賊版にしては音が良いと思っていたのですが、ELPの「レディース&ジェントルメン」と同様に、ラジオ番組の「キング・ビスケット・フラワー・アワー」の音源なのですね。

うっかり見落としていて気がつかなかったのですが、2015年7月に一応正規版としてCDがリリースされていました。まあ、海賊版と大差ないのかと思いつつ、正規音源があるのならば聴いてみたいです。そう思って探したのですが、diskunion にもアマゾンにもありません。

他はないのかな..と思って探していたら、Yahoo でユークリッドというお店を見つけたので注文してみました。

Apple Music には載っていないようなのが残念。権利関係の何かなのでしょうね。

YES featuring ARW (2017.4.24) 名古屋公演を観てきました

2017年4月24日(月)に名古屋市民会館で開催された、イエス featuring ARW (アンダーソン、ラビン、ウェイクマン)公演を観てきました。

Yes featuring ARW

来日直前に、バンド名が ARW からイエスに変わりましたけれど、ジョン・アンダーソンがメンバーに入っていますし、まあそんなものですよね。トレバー・ラビンがギターなので 90125 Yes を基本に、リック・ウェイクマンが加わっているという編成です。

Trevor Rabin

今回は日本のライブでは珍しく、ケータイでならば写真を撮っても良いということでしたので、ここにも写真をアップできます。この方がライブの宣伝にもなりますよね。オープニング曲の「Cinema」で撮ったトレバー・ラビンです。90125の曲でもあり、のびのびとギターを弾いています。

Cinema の終わりころにジョン・アンダーソンが登場して、「Perpetual Change」、続いて「Hold On」と演奏します。90125の曲ですが、ミニムーグでリックらしいフレーズを挟んできます。以前はちょっと荒れた声だった気がするジョン・アンダーソンですが、クリアーな美しい声を取り戻していました。

Jon Anderson

ジョンのMCで「いい人たち、いい人たち」と繰り返しながら「I’ve Seen All Good People」。それから「70年代の曲でこれは外せないんだ」のMCに続いて「And You and I」。リック・ウェイクマンの作り出すキーボードサウンドが素晴らしい。

そして、「Rhythm of Love」に続いて、「Heart of the Sunrise」。リックのミニムーグによるソロが冴えます。これでこそイエスですよね。この「燃える朝焼け」が、この日に演奏した中で最も素晴らしい曲、ライブのハイライトだと思いました。観客も立ち上がって拍手する人が多数いました。

リックのミニムーグ、やはりアナログでチューニングがずれるのか、時々音を消してヘッドホンで何か調整していました。

Rick Wakeman

それから「Changes」に続いて、大曲の「Awaken」。しかし、この曲だとトレバー・ラビンのギターも少し苦しそう。初期の曲に比べると、イエス後期のこの曲はギターフレーズも高度化しているのか、ちょっと追いついていない印象。その分、ジョン・アンダーソンがタンバリンを鳴らして張り切りますw 後半のキーボード主体の部分になると、リック・ウェイクマンの分厚いオルガンサウンドは素晴らしかったです。この辺りから観客も総立ちです。

そして最後は「Owner of a Lonely Heart」。リック・ウェイクマンもあのオーケストラ・ヒットを弾いていましたよ。舞台から降りてきて、会場を歩く場面もありました。(ちょっと席から遠かったので写真は撮れませんでしたが)

Yes / ARW

そして最後は Roundabout。ちょっと一部省略していた気もしますけれど、やはりリック・ウェイクマンのキーボードが堪能できました。

他の公演のセットリストと比べると、かなり曲が少なめですね。Union や ABWH の曲がありませんし、ドラムソロもありません。童謡もなかったです。名古屋の市民会館は9時に閉めると決まっていて、早めに終えることにしたのでしょうか。

しかし、ジョン・アンダーソンもリック・ウェイクマンもオーラがすごいですね。歌やキーボードサウンドも、自信に溢れたフレージングだったと思います。

ARWもイエスになったので、本家イエスと元祖イエスという感じになりましたけれど、どちらのライブも素晴らしいです。なぜか、アンダーソンもラビンもウェイクマンもライブで見たのは初めてでしたが、本家イエスと両方観たので、これでコンプリートした気分です。

1. Cinema
2. Perpetual Change
3. Hold On
4. I've Seen All Good People
5. And You and I
6. Rhythm of Love
7. Heart of the Sunrise
8. Changes
9. Awaken
10. Owner of a Lonely Heart
アンコール
11. Roundabout

Yes / Talk

イエスが1994年に発表したアルバム「Yes / Talk」です。

Yes / Talk

ギターがスティーブ・ハウからトレバー・ラビンに、そしてキーボードがリック・ウェイクマンからトニー・ケイに代わって、1980年代に『90125』『Big Generator』の2枚のアルバムから「ロンリー・ハート」「ラブ・ウィル・ファインド・ア・ウェイ」などのヒット曲をリリースしましたけれど、紆余曲折のABWH、Union の時代を経て、このメンバーが1994年になって発表したアルバムが、この「トーク」でした。

Wikipediaのイエスの項目を見ると、このバンドの初期には90125バンド+リック・ウェイクマンでミーティングをしていたともあります。

でも、なぜかこのアルバムはあまり人気が出なかったようです。いいアルバムなのですけれどね。90125バンドの音楽の完成形だといます。それなのに、デジタル配信や Apple Music にも載っていない不遇のアルバムです。このアルバムも、ボーナストラックを追加してデラックス・エディションをリリースしてほしいですよね。

4月に来日するARW(アンダーソン・ラビン・ウェイクマン)で、『Talk』の曲を演奏してくれるといいのですけれど。なぜか、忘れられたアルバムになっていますね。