Netflix 『三体』を観ました

Netflix のドラマ『三体』全8話を観終えました。

三体 Netflix

最初は1日1話くらいで観ていたのですが、後半4話は日曜の午後全部をかけて続けて観ました。話に引き込まれる後半は一気に観ることがよくありますが、このドラマもそうでした。

元の小説が長大で映像化しにくそうな原作を映像化して成功したシリーズに、Apple TV の『ファウンデーション』がありましたけれど、Netflix の『三体』もうまく映像化して迫力あるドラマに仕上げたと思います。

『ファウンデーション』と同様に、『三体』も原作の印象的なシーンを取り出しつつも、登場人物やストーリーはかなり自由に改変して映像向きに構成しています。あまり原作のストーリーラインや登場人物にこだわらず、でも原作に対して読者が持っているイメージをうまく表現していると思います。

ちょっと残念なのが、日本語版の吹き替えがなかったことです。中国語をはじめとして各国語版が作られているのに、なぜ日本語版は制作されなかったのでしょうね。日本ではSFはウケないのかな。

中国が舞台となる部分もあるので英語版を観ていても中国語は結構出てきます。英語だけなら字幕がなくても理解できるのですが、他の言語が出てくると字幕が必要です。英語版だと全ての言葉の字幕が日本語で出るので、その点は困りませんでした。最近中国語を学んでいるので、時々は中国語の単語が聴き取れて嬉しかったです。

メイン・キャストの1人である葉文潔を、スター・トレックで馴染みのあるロザリンド・チャオが演じていました。それから、マーベル映画でよく見かけるベネディクト・ウォン、ゲーム・オブ・スローンズに出ていたジョン・ブラッドリーの配役も良かったです。

コメントを残す