ONIX Alpha XI1 購入レビュー

AliExpress のセールで HiFiGo Store から買ったドングル型 DAC の ONIX Alpha XI1 が届きました。

ONIX は英国ブライトンのオーディオメーカーで、高級で個性的な据え置きプレーヤーやDACアンプをリリースしています。以前からツイッターで見かけて興味を持っていたのですが、DACならば手の届きそうな価格だったので、思い切って買ってみました。

なぜか、ケース無しの本体だけとケース付きが同じ値段だったので、ケース付きの方を選びました。

サイズを比較するために、手持ちのドングルDACを並べてみました(DC-Elite はレンタル品ですけれど)。

ドングル型DAC

左から AK HC4、FIIO KA17、ONIX Alpha XI1、DC-Elite で、カバー付きの重さは37g、45g、54g、79g です(HC4はカバーなし)。ケーブルも付属のものです。XI1 と DC-Elite の大きさはほぼ同じ感じです。

Alphan X11 は黒い筐体と金色の丸いボタンと長いボタンがアクセントになっていて目立ちます。電源を入れると丸いボタンの周りが光ります。また長いボタンの横がディスプレイになっています。普段の曲再生中は、音符がゆっくりと流れるアニメーションが表示されます。

丸いボタンは再生・停止、それから長押しで機能呼び出しになっています。長いボタンはシーソー式の音量コントロールです。

iPhone と接続してみると、iPhone 本体のボリュームと Alpha XI1 のボリュームは直列になっていてどちらも有効です。iPhone と連動する HC4 や、iPhone のボリュームが無効となり本体でボリューム調整する KA17、DC-Elite とはまた異なる動作です。このような動作なので、Alpha X11 では細かい音量調整ができます。

ONIX Alpha XI1 + NICKHCK Himalaya

最近気に入っている NICKHCK Himalaya + Yongse Alpine + SednaEarfit Origin の組み合わせで、iPhone Apple Music の原神のサウンドトラック『原神-寂々たる無妄の国』からアルバム最後の戦闘曲を聴いてみました。

最近 DC-Elite をレンタルして、迫力がありつつタイトで繊細な音の表現力に圧倒されたのですけれど、それに比べると Alpha XI1 のサウンドでは三味線や琴の音は鋭すぎず、でも輪郭はしっかりとした描写に聴こえます。また和太鼓の音は空気を揺り動かす感じがして低音域が力強いです。

崩壊スターレイルのサントラ『INSIDE-EP』に入っている女性ボーカル曲だと、厚い低音域に乗った明るめの力強い歌声に聴こえます。

Apple Music を聴くのが中心なので、iPhone で使うためのドングル型DACも4台目となりましたけれど、どれもそれぞれ個性があるサウンドに感じます。ONIX Alpha XI1 もその時の気分にあわせて差し替えて楽しめそうです。

ONIX Alpha XI1 はまだアマゾンなどには載っていないようですけれど、Shanling 関連のようですし、そのうち国内流通も始まるでしょうね。

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