5月の読書メーター

5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:748ページ
ナイス数:7ナイス

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
CDの販売数や携帯の着うた販売数が落ちて従来のレコード会社の先行きが危ぶまれていますが、音楽ビジネスが成り立ってきた経緯をミュージシャンの視点から「レーベル」を取り上げて説明し、またインターネットを用いた新しい音楽ビジネスについて解説しています。 音楽が「産業」として成り立たないのは当然のことと思えますし、金儲けで参入した企業が撤退したあと、本当に音楽を作りたい人たちがネットを活用して新しい手法を試せる、良い時代に入りつつあるということと思いました。
読了日:05月25日 著者:津田 大介,牧村 憲一

iCloudとクラウドメディアの夜明け (ソフトバンク新書)iCloudとクラウドメディアの夜明け (ソフトバンク新書)
iCloud をタイトルに関しながら、事実に反してソニーをべた褒めするだけの提灯本というのが読後の最初の印象。こういう、ポジショントークに満ちた文を読んでもイライラするだけですね。ソニー製品に対する印象もますます落ちてしまいます。読んだ時間を無駄にした気分です。
読了日:05月22日 著者:本田 雅一

報道の脳死 (新潮新書)報道の脳死 (新潮新書)
なぜ新聞報道はダメなのか、なぜ新聞社が脳死なのかを実例を元にまず解説。続いて、本来ジャーナリズムはどうあるべきなのか。インターネット時代を迎えて、これから社会にとって必須のジャーナリズムはどう成立しそうか。これらを著者の体験に基づいて分かりやすく解説しています。現在の新聞報道に疑問を持つ人は必読です。
読了日:05月17日 著者:烏賀陽 弘道

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
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2月の読書メーター

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読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1906ページ
ナイス数:12ナイス

グイン・サーガ・ワールド1 (ハヤカワ文庫JA)グイン・サーガ・ワールド1 (ハヤカワ文庫JA)
グインサーガは、1冊が4章構成になっていましたが、この「ワールド」もそれを踏襲したのか、久美沙織、牧野修、宵野ゆめの3人の作家の方が、それぞれのストーリーを1章ずつ連載する形式となっており、「ワールド」も第4巻まで既に刊行されています。 連載を意識したのか、想定も文庫本のようなカバーが付いたものではなく、SFマガジンを文庫本サイズに縮めた感じになっています。 栗本氏の未完の未発表原稿も収録されています。一応目玉なのだとは思うのですが、未発表作品というのは、マニアックな楽しみではありますね。
読了日:02月19日 著者:栗本 薫,久美 沙織,牧野 修,宵野 ゆめ

ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔<講談社ノベルス>ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔<講談社ノベルス>
1作目から10年の間隔があったということですが、電子書籍の方は1年くらいで続編が出たこともあり、そんなに間隔が空いた気はしませんでした。 物語世界は3ヶ月後なのですが、2作の執筆の間に10年の間隔があったとはとても思えないくらい、物語世界も登場人物もそのままで楽しめました。それだけ世界観ががっちりと構成されているということなのでしょうね。講談社BOOK倶楽部のインタビュー記事には5作目まで構想があるということなので、将来出る(はずの)続編を読むのが楽しみです。
読了日:02月06日 著者:京極 夏彦

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へグーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ
かなり分厚い本なのですが、これまであまり知らなかったグーグルの検索システム開発の裏話や、中国進出を巡る葛藤、そしてグーグルブックスキャンの話を知ることができました。アンドロイドの過いつを巡ってスティーブ・ジョブズと対立した話などもあり、とても興味深いです。 最後にはソーシャルネットワークシステムに適応できない話も書いてありました。音楽やGoogle TV など、カバーされていないトピックもあり、また数年後にスティーブン・レヴィ氏に続編を執筆してもらいたいものです。
読了日:02月03日 著者:スティーブン・レヴィ

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:168ページ
ナイス数:6ナイス

情報の呼吸法 (アイデアインク)情報の呼吸法 (アイデアインク)
津田大介氏のユニークさを、御本人が解説している本と言えるかもしれません。「みんなが良い人」という全体主義的な村スタイルで運営してきた日本社会の限界が露になってきています。そのなかで、ツイッターのようなソーシャルネットを使って、これまでとは異なるスタイルで他人との関係を持つ生き方が実際に可能になるかもしれない。それを第4章に出てくる「ソーシャルキャピタル」というキーワードを使って上手く説明しています。
読了日:01月27日 著者:津田 大介

8月の読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:160ページ
ナイス数:26ナイス

原発事故 残留汚染の危険性原発事故 残留汚染の危険性
この本は2011年の4月1日に脱稿されたようですが、その頃までに武田先生のブログに書かれている内容がまとまっています。福島の原子力発電所の爆発事故や、放射能汚染に関する基本的な知識を確認するのに良い本です。 相変わらず、新聞や行政の話を見てもウソばかり書いてありますし、一部には信頼できる人もいるとはいえ、多くの大学の先生や医者の言うことも安全デマばかりです。彼らの嘘やデマに騙されないようにするためにも、科学的に正しい知識を得ることは重要です。その役に立つ本であると思います。
読了日:08月26日 著者:武田 邦彦

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3月の読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:719ページ

3月11日からあとは本を読む気分ではなかったです。

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
ブログに始まり、SNSのFacebook、そしてTwitterなど新しいネットのツールが登場したことで、従来はマスメディアに独占されていた情報の流れははっきりと変わりました。この本はビオトープとキュレーションという言葉を使って、情報の流れがどう変わったかを明確に説明しています。ネット経由の情報の流れに対して自分がどういう態度を取るのかを考えるための示唆に満ちています。読んだだけの価値はある優れた本であると思います。
読了日:03月04日 著者:佐々木 俊尚

四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
アニメを見てから原作のこの本を読みました。アニメの方は10話くらいあったので、4話構成の小説に比べると、細かい繰り返しが多かったです。小説のエピソードをうまくつないで膨らませてアニメを作ってありました。逆に、心理描写はアニメよりも小説の方が詳しく説明されていて話の流れがよくわかりますし、ストーリーに入り込みやすいです。アニメだと情景を外から眺めるのに対して、小説はずっと主人公の独り言が続くというのは語り方の大きな違いですね。なぜ「神話大系」なのかは、やはり小説を読んだ方がより理解できると思いました。
読了日:03月02日 著者:森見 登美彦

1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:519ページ

USTREAMがメディアを変える (ちくま新書)USTREAMがメディアを変える (ちくま新書)
USTREAM を、そのしくみから特徴まで上手にまとめて解説してあります。USTREAMのどこに特質があるのか、ツイッターと組み合わせてどういう効果があるのか、また新製品発表会を例にとってUST中継する場合の費用や準備、注意点などについても触れています。さらに、広告が減って経営が苦しくなりつつあるテレビ局の現状や、テレビ放送との黎明期との比較も興味深いです。
読了日:01月15日 著者:小寺 信良

Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった (現代ビジネスブック)Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった (現代ビジネスブック)
田原総一朗氏が書いているのはイントロダクションとなる第1章の部分です。本の大半を占める第2章は、表紙にも載っている人たちとの対談が載っています。この人選と対談の内容が良くて、Twitter がなぜ重要なのか、マスメディアはなぜ没落したのか、なぜ不況から脱出できないのかという点がよくわかります。 ネット上のブログ、Twitter そして Facebook によって新しい世界が開けそうですけれど、その世界をかいま見ることができると思います。
読了日:01月06日 著者:田原 総一朗

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11月の読書メーター

11月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:592ページ

ルー=ガルー 忌避すべき狼 (講談社ノベルス)ルー=ガルー 忌避すべき狼 (講談社ノベルス)
これまで、タイトルを聴いたことはあっても、手に取って読んだことはなかったのですが、アニメ化の話を聞いていたのと、iPad / iPhone で読める電子書籍版が出たので、紙の本ではなくアプリの方を買って読んでみました。

表紙は紙の本と同じですね。読み始めたら面白くて時間も過ぎるのを忘れるくらい熱中して読み進めました。とはいえ、そんなにまとまった時間も取れないので、iPad で読んだり、すきま時間に iPhone で読んだりしていました。

2001年に書かれたとは思えないくらい、情報機器が普及した統制管理社会が現代的な実感を持って迫ってきます。機器が普及した2010年だから、かえってそう思うのかもしれませんね。京極さんの他の作品も読みたくなりました。
読了日:11月14日 著者:京極 夏彦

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7月の読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:504ページ

夏野流 脱ガラパゴスの思考法夏野流 脱ガラパゴスの思考法
同著者の『グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業』の続編とも言えそうな内容です。自分が生み出したiModeガラケーを弁護しつつ、IT・ケータイや産業構造の変化に適応できない経営者、政治家、官僚をこき下ろして、さっさと引退して若い人に交代しろと迫っています。 尤も、50代以上の人だけが愚かで、若ければ優秀とは思わないですね。社会の実権を握っているのが50代以上だから攻撃対象なのでしょうけれど、若くてもガラパゴス思考の人が大多数だと思います。著者の言う、脱思考のための意識改革は容易では無さそうです。
読了日:07月26日 著者:夏野 剛

セックスしたがる男、愛を求める女セックスしたがる男、愛を求める女
タイトルから受ける印象とは異なり、脳科学の知識や実験例を紹介しながら、セックスに対する男性と女性の感情や関心の違いを説明しています。 訳本なのがなるほどと思ったところが、プラクティカルなところです。後半は、男女の考え方の違いを織り込みつつ、衝動に流されるだけではなく理想の(長持ちする)パートナーを探すにはどうすれば良いか、という戦略を述べています。精神論に流されること無く、(どれくらい同意するかはともかく)パートナーを探すときに注意する点をプラクティカルかつ戦略的に述べているところが興味深いです。
読了日:07月07日 著者:アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ