iTunes Match を使ってみて

ー昨日、何の前触れも無く突然 Apple の iTunes Match サービスが始まりました。解説するニュースがたくさん出ていますが、自分が持っている iTunes の音楽ライブラリを全部 iCloud に預けて iPhone や iPad で聴くサービスです。iPhone に入れる曲を選んで同期する面倒な作業から解放され、ライブラリの好きな曲をいつでも聴けます。

米国では2011年から開始されていたサービスで、使いこなしのための記事も当時いろいろ出ました。

日本でなかなかサービスが始まらずに、3年以上もじらされて利用者が殺到しているためか(たぶん、それも上限の曲数に近い重量級の人ばかりw)マッチング作業にやたらと時間がかかるようですが、そのうち処理サーバーも空いてきて解決するのでしょうね。

改めて日本で使えるようになってみると、まず上限が2万5千曲というのはかなり厳しい制限ですね。私の場合は6万5千曲くらい入っていますので、とても全ての曲を入れることはできません。

また、iTunes Match を使うことにすると、iPhone や iPad の音楽ライブラリは iTunes Match のライブラリに置き換わってしまい、iTunes と同期することが全くできなくなってしまいます。

また、ちょっと試してみて思ったのですが、元の音楽ファイルが Apple ロスレス だとしても、マッチングするとAAC256Kbps の曲になっている気がします。AACに変換してから Apple へ送ってマッチングするそうですから、どのみち 256K AAC で登録されるのでしょうね。

つまり、iTunes Match を使うとライブラリの音楽を全て入れることはできない上に、ロスレスやハイレゾの曲を選んで iPhone に入れることができません。この1年でハイレゾ音源を聴くようになり、iTunes にも 24bit/48KHz の Apple ロスレス音源を入れて iPhone で聴いていただけに、これはかなりのマイナス点です。

そこで思い出したのが、2012年に TidBITS に掲載された記事「私がなぜあえて iTunes Match を試し、実際気に入ったか」です。

Option キーを押しながら iTunes を起動すると音楽ライブラリを選択できますけれど、この機能を使って iTunes Match 専用の iTunes ライブラリを作ります。このライブラリには、iTunes Match に入れることを前提にして、2万5千曲の上限に注意しながら、AAC や MP3 のアルバムだけを入れることにします。普段はメインの iTunes ライブラリを使い、iTunes Match の音楽を管理するときだけこちらのライブラリに切り替えます。

不要な曲を外すときにも、このライブラリから曲を削除すれば iTunes Match から曲が削除されるようです。設定->詳細から「ライブラリへの追加時にファイルを iTunes Media ファイルにコピーする」をオフにしておけば、曲ファイルの重複によってディスク容量を無駄にすることもありません。

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結局、iPhone は今まで通り iTunes と同期してロスレスの音源を聴くことにし、LTE iPad mini を iTunes Match に設定してライブラリの曲を聴くことにしました。

しかし、よく考えてみると、1曲あたりのファルサイズを平均10MBとすると、2万5千曲=25K曲ですから、10MB × 25K はたったの 250GB ですね。iTunes Match のような面倒な有料のしくみを作らなくても、ディスクサイズが 250GB の iPod Classic を出してくれればそれで済むような。いまの iPod Classic も 160GB ですものね。

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