谷本真由美 (@May_Roma) 著 『ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える[Kindle版]』

谷本真由美 (@May_Roma) 著 『ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える[Kindle版]』を読んでみました。

谷本真由美 (@May_Roma) 著 『ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える[Kindle版]』、朝日出版社 (2013)

会社に縛られずに、好きな仕事を好きなだけするという生き方が「ノマド」として日本で流行語になっているそうです。この浮ついた流行語に対して、著者の May_roma 氏が英国においてノマド的に働いている人たちの実情を紹介しています。

この本を読んで思ったのですが、日本だと「ノマド」というのはカッコいい生き方で、これを選択することができるかのように喧伝されていますけれど、むしろ厳しい労働環境、厳しい競争環境に否応無く投げ込まれると捉えた方が良いのではないでしょうか。

英国のノマド社会を作ったのは、ちょうど亡くなったばかりで、メディアは誉め称えても大衆からは嫌われているマーガレット・サッチャーだと思いますけれど、安倍自民党が推進するTPPも狙いは同じではないでしょうか。

雇用は不安定になり、外国人の労働者もたくさん入ってきて、仕事を取り合うようになった結果、企業は必要なときに安価に有能な労働者を雇用し、必要なくなったら切り離すだけです。安倍自民党と経団連が目指しているのはこういう社会ですね。

安倍自民党などを支持していると、本来はノマド的雇用形態に適していない、高度な職人的能力のない人までが、不安定で給与の叩かれるノマド的雇用に追いやられる社会になると思いますけれど、本当に皆がそれで良いのでしょうか。

そんな未来の日本社会を予見する本として、とても有益だと思います。読んでみてください。

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